3 ページ3
少しずつ緊張も溶けていって、つっかえないで話せるようになった。
このまま大学行っても異性と話せないのかも、って自信がなかったけど
キムさんのおかげで少し自信がついたかも。
話をしていて、キムさんは私の学校の近くの男子校に、交換留学生として来日したみたいだ。
年齢は、一個上だった。
ハンバーガーを食べ終わり、もう6時半。
そろそろ帰らないと怒られちゃう。
『キムさん、私そろそろ帰りますね。勉強応援してます』
「あ、もう6時半ですね、ありがとうごじゃいました。えっと…」
ちょっと顔を赤らめてもじもじしてるキムさん。
『どうかしました?』
「あの、こうかんしたいです、メールしたい」
…これはやっぱり怪しい人?←
「いやだったらいいです、でも、がっこうちかいし、また、あえたらうれしい、」
…
可愛いこれは許すしかない
これで誘拐されて殺されても特に悔いはないや…←
『いいですよ、LINEでよければ。QRコード見せてください』
そう言った瞬間、キムさんの笑顔がぱあーっと弾けた。
口を四角くして笑うキムさん。
女子やめたい←
ちょっとドキドキしたのは、
久しぶりに異性と話したせい。
46人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みすず | 作成日時:2021年5月15日 2時