[TH]少しずつ (ページ2)

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「ここがまっくですか？」

『そうですよ～ハンバーガーの店です』

「hamburger！ぼくは、ちーず」

『チーズバーガーですね、私もそれにします。』

ちょうど小腹が空いていたしね。

それにこの人は、きっと変な人じゃない。

ーー「え、超イケメンがいる」

ーー「やば！！声掛けようかな、」

ーー「あの芋っぽい女彼女？www釣り合わねー」

イケメンって…この人のことかな。

言われてみれば、すごく整った顔をしてる。

恥ずかしくて顔をちゃんと見てなかった。

…怖い怖い

やっぱ共学の女子は怖い(偏見)

世の女達はああやって男の品定めをして邪魔な者を排除していくのか…←

店員「29番と30番の方ー！」

『あ、できたらしいです。席行きましょ』

「あ、おなまえ！おなまえなんていう、？」

あ…フルネームを言うのは気がひけるな…

ていうか見知らぬ人とマック来てる私ってなんなんだろう。

男の人に気を許しちゃ駄目なのに。

『えーと…Aです。貴方は？』

「Aちゃん！キム・テヒョンです！I’m from Korea.」

『韓国人の方でしたか、日本語お上手ですね』

「にほんのおんがくがすき、だから、にほんごのべんきょうにきました」

『なるほど、頑張ってください』

「はい！ありがとうごじゃいます」

ありがとう、ごじゃいます、だって笑

思わず微笑んでしまった。

「っ、」