人魚の唄 ページ15
軍パロ？
人外パロ
〖あの日の唄は________〗
gr視点
『〜〜〜♪︎〜〜〜〜〜♪︎』
華やかな歌が
静かな
夜の海に
響く。
その歌は、
いくらプロが歌っても出せない音色。
gr「今日も来たゾ！」ﾆｺｯ
「なんや、きてくれたん？ありがとーなグルッペン！」ﾆｶｯ
そこで歌っているのは
まるでクリームのような色した茶髪と
翡翠のごとく輝く瞳を持つ彼。
gr「今日も聞かせてくれ、ゾム。」
zm「んふふ、ええよ。」ﾆｺﾆｺ
書類から逃げて来たあの日から_____
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
gr「ﾊｧ…はぁ〜、…息が、止まりそうだ……」
あのまま書類をやり続けたら過労死してしまうな
『〜〜〜〜♪︎〜〜〜♪︎〜〜〜〜〜♪︎』
なんだ、この歌は！？
gr「………美しい」
なんて、綺麗な透き通った声なんだ。
gr「ん？」
海には一人。
女ともとれる中性的な顔立ちの"ひと"がいた。
「…………だれやｯ！？」
おっと、バレたか。
gr「いや、すまない。素晴らしい歌だったもので、聞き惚れてしまったよ。」
「…………………」ｽｯ
彼が逃げようとした時、ふと足元を見たら…
gr「、？人魚？」
人の足ではなく魚の尾びれのようなものが
下半身から足元にかけなっていた。
gr「綺麗だな。」
そのままの感想だ。
驚くより先にでた。
なぜか、それ以上は言葉では表せれなかった。
「……おまえも、かねもくてきか！」
gr「いや、違う。」
「じゃ、じゃぁ！なんのために…！」
人魚の彼は混乱しているようだな…
gr「私は少し逃げていてね……まぁ…なんだ、
匿ってくれないかなと君に思ったんだよ。」
「…………………………」ｼﾞｰｰｰ
gr「私はなにもしないさ。」
「……そうか。」
まだ疑っているようだが…まぁ、いいか。
gr「何か歌ってくれないか？人魚よ。」
「にんぎょて、おれはゾムいうんやけど……」
なるほどゾムか、ゾム…。
gr「ゾム。ここは、俺との秘密にしよう。」
zm「ひみつに…まぁ、おまえがいわんならな！」
gr「あぁ、言わない。」
zm「なら！やくそくな！」ﾆｶｯ
gr「約束だ！…俺はグルッペン。よろしく。」
あの日の唄は_________
END
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作者名：ケスター | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uranaikesuta0/
作成日時：2020年9月29日 0時
