176話 平社員の方が頼りになります ページ34
「あーもー私も手伝うんで騒がないで下さいよ」
自慢じゃないが逃げ足は速い私は、必死に一声さんから逃れようとも思ったのだが
…自慢じゃないんだろうけど同情を誘うのが上手い一声さんに負けたので修理を手伝う発言をしてしまった
「え、ほんと？」
ケロッとした顔で笑う上司と言う存在を一発は殴っても良い気がする
全く。と呆れながら私はその辺の棚から修理するための道具を取り出そうとする
…まぁ、身長が足りないんで椅子の上に乗るんですけど
「ほらほら！早く働くぅ！私も早く遊びに行きたいんで！」
「働こうよAちゃん…」
「今機材壊れて働けないですけどね！」
「えへへー♪」
殺意を抱き出しますよいい加減にしないと
遊びに行きたい。と言うよりかは
相も変わらず、昨日家に帰った後。寝坊した私を置いていく猿門に文句の一つも言いたいところだからだ
別に怒ってる訳じゃない
ただ、またまたおでこに寝坊女とか書いた付箋張ってくと言う成長の見られない彼に
愛のある。愛のある！！仕返しがしたいわけだ
怒ってる訳ではなく。いやがらせでもなく
「あっこれ抜いちゃいけない奴ですかね？」
「いや抜くまでに聞こうよ…。ところでこの液晶は外さなくても良かった気がし出してるんだけどどう思う？」
私は小さな部品を手にし、彼はどでかい液晶を何故か持っている
………
「あの」
小さな声が放送局の出口とも入口ともつく場所から聞こえる
そこには放送局で言う平社員の中のリーダー格の方
たまたま通りかかったらたまたま自動ドアがオープンしちゃって
たまたま抜いちゃいけない部品だとか取っても無意味な液晶抱える部長と副部長が目に入ってしまったと言うところだろう
「どったのリーダー」
私たちは何故か平社員のリーダーをやけに偉い人として崇めている
「こらAちゃんリーダー様でしょ」
そんなやりとりを横目に彼は気を遣う様に
…またはこれ以上ここがやられていくのは見て居られないと言う様に
「私たちで直しましょうか？」
と神の一言を吐いた
(リーダー様あんた偉いよ…)
(じゃあ僕ちゃん13舎のピザでも食べてくるねー♪)
177話 結構いい奴→←175話 注意喚起した人がやらかす回
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 60人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
そーにゃ(プロフ) - 椛さん» コメントありがとうございます！亀更新になってますが暖かい目でお待ちください…。看守長のチョコは溶かしたらそれはそれはこの世のものとは思えないものがですね…( もう続編に行きますのでこれからもよろしくお願いします！ (2017年6月11日 18時) (
レス) id: 794bc085aa (このIDを非表示/違反報告)
椛 - 看守長のチョコ、溶かしたらどうなるのかな…気になる…(・-・*) (2017年6月10日 14時) (レス) id: 9ccd33b108 (このIDを非表示/違反報告)
椛 - 「っ」が抜けてました。更新頑張って下さい！！ (2017年6月9日 16時) (レス) id: 9ccd33b108 (このIDを非表示/違反報告)
椛 - この小説読んだらどハマりしました_(:3>)_更新頑張て下さい！！ (2017年6月9日 16時) (レス) id: 9ccd33b108 (このIDを非表示/違反報告)
そーにゃ(プロフ) - りあさん» コメントありがとうございます！ (2017年5月7日 21時) (レス) id: 794bc085aa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：そーにゃ | 作者ホームページ：http://puchiamatheater
作成日時：2017年2月19日 3時
