泉ママの風邪【6】 ページ6
なずなside
｢はい、じゃあお家に出発〜！｣
｢出発〜｣
凛月ちんたちを泉ちんから預かり、家に向かう。
一緒に子ども達を育ててるっていうのが斎宮で、Valkyrieのことがあったからダメ元で頼んだんだけど、オッケーしてくれて本当に助かった。頭が上がらない。
｢なずな先生、今日お休みだったんだね！｣
凛月ちん、いきなりの爆弾発言。一昨日あたりに保育園で言ったよね!?
｢え!?おれ、保育園で言ったよ！｣
｢え？りっちゃん知らなかった｣
そこで、お昼寝後でお散歩の準備をしている時に話したんだと思い出した。
｢あぁ、そっか。凛月ちん寝てたもんね｣
｢なずな先生。ママは、大丈夫じゃろうか？｣
｢病院行くって言ってたからきっと大丈夫だよ。明日になったらお薬飲んで良くなってると思うよ！｣
｢そっか。なずな先生、お休みなのにありがとう｣
｢うん、どういたしまして。っていうか、こちらこそありがとう。みんなが零ちんとか凛月ちんとか司ちんと遊びたい！って言ってたからさ、来てくれてすごい嬉しいよ｣
零ちんが泉ちんを気遣うのを、本当に優しい子だなと思った。だから年下の子に好かれるんだろうね。
｢もうそろそろお家に着くから、降りる準備して〜！｣
｢はぁい！｣
斎宮が外国の仕事から帰ってきてるときで良かった…高校時代、おれも斎宮もアイドルをしてたけど、2人してアイドルとは違う仕事に就いた。おれは保育士で、斎宮は高校時代の手芸部の経験を活かして洋服のデザインをしてその洋服を作る仕事…何だっけ、デザイナーか。それをしてる。
｢ねぇねぇ、なずな先生｣
｢ん？凛月ちんなに？｣
｢あのさー、保育園でのお昼寝の時間が短い！｣
｢えー、でもさ、凛月ちんはあと1年半くらいで小学生なんだよ〜。小学校ではお昼寝ないよ｣
｢えっ!?｣
｢そうじゃぞ、凛月や。小学校ではお勉強がいっぱいでお昼寝の時間は無いんじゃぞ｣
｢えー、何それ！それならりっちゃん、小学校行かなくていい！りっちゃん保育園に居る！｣
…多分おれ、来年は5歳クラス(凛月ちんの来年のクラス)なんだよね。大丈夫かな…？
｢それは無理かな〜。凛月ちんは小学生にならないといけないからね｣
｢えー、やだー｣
｢しょうがないしょうがない。司ちん大丈夫？静かだけど乗り物酔いしてない？｣
｢うん、してない。大丈夫｣
｢そっか。あ、お家着いたよ！車が停ったら降りるよ〜｣
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ゆっきー(プロフ) - Whitemoonさん» ありがとうございます！私としても、子ども達が風邪をひく話は考えていたのですが、泉ママが風邪をひく話は考えていなかったので、書いていてとても楽しいです！こちらこそ、リクエストありがとうございました！ (2017年9月22日 14時) (
レス) id: 40fbdd70d9 (このIDを非表示/違反報告)
Whitemoon - 続編おめでとうございます！書いていただきありがとうございます！これからも更新頑張ってください、応援してます！ (2017年9月20日 22時) (レス) id: 42103c58c4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - うたげさん» ありがとうございます！Twitterでもいいねとかをいただけて嬉しいです〜！泉ママの風邪が早く治るように更新頑張ります＾＾ (2017年9月16日 21時) (レス) id: 40fbdd70d9 (このIDを非表示/違反報告)
うたげ(プロフ) - 遅くなりましたが、続編おめでとうございます！いつも癒されてます。泉ママの風邪が早く治りますように＞＜これからもゆっくり更新がんばってください＾＾ (2017年9月16日 19時) (レス) id: d5e710663d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっきー | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/Yuki_write
作成日時：2017年9月11日 14時
