病弱じゃんぷ一家の物語 Part 1

涼介の高熱 4 ページ36

涼介side







涼介「ｳｯ…ｹﾞﾎﾞ…ﾝｯ…ｹﾞｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴ…ｵｪ…ｵｪｪｪｪｪｪｪｪ…ｹﾞｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴ…ｵｪｪｪｪｪｪｪｪ…」





止まらない。止まらない。







俺の汚い吐瀉物は床に大きな水たまりを作り、布団も、枕も、俺の手もパジャマも、びちょびちょ。吐瀉物まみれ。









気づいたら、大ちゃんが俺の背中をさすってくれてて、大丈夫だよって、我慢すんなって、声かけてくれてて、あぁ、最初から頼れば良かったなって。









たぶん１時間くらい戻し続けていたと思う。









俺の吐瀉物で汚れてしまった大ちゃんと一緒にシャワーを浴びに行った。







大ちゃん。ごめんなさい。
臭いよね？汚いよね？気持ち悪いよね？









大ちゃんは優しいなぁ。。。









宏兄と慧兄も、僕が汚したベットや床を片付けてくれるんだって。









お兄ちゃん、ごめん。
迷惑かけて、汚いことさせて、ごめんなさい。

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