病弱じゃんぷ一家の物語 Part 1

侑李の腹痛 2 ページ27

侑李side




いまは、夜ご飯なんだけどね？
お腹すごい痛くて、ちょっとムカムカして、こんなことってあんまりないからすごく怖い…
でも僕が、みんなに黙っていようって決めたから、誰にも相談出来ない…




どうしよう。
でも取り敢えず、ご飯は食べよう。食べれるよね？







でも…









侑李「ｳｪ…ｵｪｪｪｪｪｪｪｪ…」



涼介「え？…ちょ、ゆーり？」



侑李「ｹﾞｴｴｴｴ…ｵｪｪｪｪｪｪｪｪ……ｹﾞｴｴｴｴ……ごめん」


涼介「いやいや、謝んなくていいからさ？どうした？調子悪かった？」


侑李「お腹…痛かった…」


涼介「お腹？なんか変なもの食べた？それか、冷やしちゃったかな？」


侑李「りょーすけ、違うの。たぶんね…ｽﾄﾚｽ…ごめんなさい」


涼介「ストレス？なんか不安なことある？学校でなんかあった？あ、それとも俺ら？」




侑李「違うの。違う。……受験…」



涼介「侑李、俺ら4人一緒に受験すること、プレッシャーになってるんだろ？しかも宏兄と雄也兄も受験生だからね。ごめん、俺、何となく気づいてた。侑李はストイックだから、我慢しちゃうんだろうなって。もっと早く声かけるべきだった。」



侑李「りょーすけ、悪くない。僕が黙ってたから。」



涼介「そりゃ、人に言えないことってあるよなぁ。


でもね？侑李なら、大丈夫だよ。侑李さ、いまめちゃめちゃ勉強頑張ってるじゃん？俺、すごいなぁって思ってる。



それをさ、受験まで続けたら、必ず合格できるよ。そこは俺が保証する。



だって、勉強したら、その分だけ結果、付いてきただろ？今までだって。だからさ、侑李が焦る必要も、ストレス抱える必要もないよ？」




宏太「1番焦るべき人は雄也と涼介だよね」


雄也、涼介「「ﾋﾞｸｯ」」




宏太「だからね？侑李は、いまの自分を信じて、ただひたすら、がむしゃらに頑張れば、それでいいんだよ。」



涼介「そうそう。侑李には、8人のお兄ちゃんがいるんだからさ？いっぱい甘えなよ。頼りなよ。大丈夫だから。」




侑李「ありがと…じゃあ、りょーすけ、2階までつれてって？(ㅅ´ ˘ `)ｵﾈｶﾞｲ♡」←



涼介「ゆー…り…うん分かった…」←


侑李「お姫様抱っこね？」


涼介「りょうかい…」





ああ、『甘える』って大事だなって、改めて思った。これからは8人のお兄ちゃんに精一杯甘えます！




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みるふぃ〜ゆ苺さんからのリクでした！納得いかない点は申してください！

涼介の胃腸炎《れれさんリク》→←侑李の腹痛《みるふぃ〜ゆ苺さんリク》

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