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でも、やっぱりひとつだけ。先輩は
わたしにメイクをさせてくれることがない。
正確に言うと、わたしが他の人のアイラインをひくのは
OKらしいけど、自分のをひこうとすると
『僕に引かせて』
と言われる。…うーん、謎だなぁ。そう思いながらさっきも
メイクをしてもらっていた。
…もう一回鏡を見る。先輩は、こんな雰囲気が好きなのかな。
かわいい、そう言われたことが嬉しくてちょっとだけ、いつもよりも気分がよくなった。
「あとどれくらいあげたら僕の雰囲気に染まるかなぁ」
…僕が涼にコスメのプレゼントをする理由。それは、、
「…この紫、、涼に合わせたら僕っぽいしちゃんとかわいいな、次はこの色にしよう」
涼を僕に染め上げるため。…涼も喜んでくれてるし、いいよね?
僕の手で、
彼女の頬が、瞳が、目蓋が、唇が、
彩られていくところは見ていてほんっとうに…
ふふ、興奮してしまう。
あーあ、あとどれくらいで気づいてくれるかな、涼は。
でも、最後にあげるプレゼントは決まっている。
赤色のカラコン。
僕とお揃いになる瞳。
見てみたいなって前から思っていたから。
でも、そのプレゼントをあげるのは、
涼が僕に堕ちてからって決めている。
まずは、メイクから。メイクが終わったら次は、文房具。
彼女は勉強をたくさんしているから。
紫のリフィルのポールペンとか、シャープペンシルを
あげたら、使ってくれると思うんだよね。
カラコンのプレゼントをあげたときが…ふふふ。
楽しみだなぁ。
僕は、紫色のアイシャドウについて聞こうと思って店員さんにに持っていった。
「すみません、これ、二つあったりしますか?」
君の色に染まって。染められる?fwrg(如月)→←楽しみは最後のとっておき。gnrg(如月)
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名無し - はじめまして、コメント失礼します。設定タグをご本人様の名前含め、検索除けタグのみに変更お願いします。デリケートな界隈なので対応のほどよろしくお願いします。変更終わりましたらコメントの方は消していただいて構いません。長文失礼しました。 (2022年5月8日 20時) (レス) id: 2518b8b23d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カンアオイ | 作成日時:2022年1月6日 16時