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始まりは、おにぎり弁当と共に ページ1

私は、親を亡くし、居場所を無くした。
そして、銀座で、自分で作ったおにぎり弁当をたべようとしていたのだが…。
『(ぐぅぅぅぅぅ)』
なんか、異世界チックなかっこいい鎧を着た青年が目の前でお腹空かせて倒れていたら、ご飯上げるしかないでしょ…。
「あのーーー。これ、いります?言葉わかりますか?」
と、おにぎり弁当を差し出すと
『…!!!(がしっ!!)』
と、おにぎり弁当をすごい勢いでたくさん掻き込んだ。
「美味しいですか?」
と、聞くと、
『ーーーー!!(ぶんぶん)』
と、目を輝かせて頷いていた。
「ねえ、あなた、お仲間さんは?あのドラゴンさん達の仲間よね?」
と、聞くと、ハッ!としたようすで、周りを見渡していた。
「ふふっ!!!あはははは!!」
と、つい、その姿が面白くて笑ってしまった。
でも、何だかほおってなんて置けなくて、
「ねえ、わたしも一緒に探してあげるよ。その代わり、」
「わたしも一緒に連れて行ってよ!あなた達の世界に!」
と、そうわらって、私は、その青年に言い放ったのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
フレグスブルグ・フィーレリットside
腹が………、減った。
動けぬ。
私は、戦場で腹を空かせて倒れてしまっていた。
我がフィーレリット侯爵領は、海軍が主である海に面した陸戦には不慣れな兵隊ばかりの土地であるが、その分帝国内の魚介類の99%は、我が領内で取れたものなのである。
だからこそ、腹が減り動けない状況下に私は、あるのだった。その時だった。
「ーーーーーーーー?」
なにやら言葉を話しているようだが、わたしにはわからなかった。だが、どうやらその少女は、自らの食事を私に供してくれたようであった。
『感謝する!名も知らぬ娘よ!』
と、私は、遠慮なくその飯を喰らった。
美味しかった。母上が昔、私に作ってくださった懐かしいような味がした。
「ーーー?」
その少女はなにやら言葉を発していたが、おそらくは美味しかったか?と聞いているのだろう。
『ああ!美味であった!』と、必死に頷いて答えた。すると、なにやら嬉しそうであった。
「ーーー?ドラゴン?」
何やら、ドラゴンと言う言葉は、こちらの世界にもあるようであった。そして、この娘は、恐らく、私の仲間の事をきいているのだろうと………、あ!?
必死に周りを見渡すがみあたらない。
その少女に笑われてしまう始末である。
だが、どうやら、我々についてきたそうだったので、一緒に連れて行くことにしたのだった。

いざ!フィーレリット侯爵領へ!→



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作者名:サフィー | 作成日時:2021年4月13日 18時

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