プライマル-Changmin-

待ち合わせ ページ8

cm「Aさん？ムリそう？」

思考回路をフル回転させるのに
精一杯で話すの止まってたみたい・・・

「あ、う、ううん。私でよかったら
行きたいな」

返事をした瞬間
心配そうだった彼の顔が
パッと明るくなって

cm「ホントですか？！よかった！！
ありがとうございます！！
また時間とか詳しい事は
今晩メールします♪」

さらに満面の笑みになった彼は
そう言ってデスクに戻って行った。


気付くととうにコピーは終わっていた -





当日、待ち合わせのコンビニの
駐車場に行くと
車の外で携帯をいじる彼が
すぐ見つかった。

なにせとっても目立っていたから・・・
背も高いし、頭は小さいし。
腰の位置も高くてスタイル良すぎ・・・

シンプルなブラックのVネックシャツと
デニムにグレーのカーディガンっていう
とってもカジュアルな感じなのに
それでも恐ろしく様になっていて
オーラがあってまるでモデルみたい。

スーツ姿しか見たことがないので
私服姿がとっても新鮮。

店に入る他のお客さんがみんな
彼をチラ見して通り過ぎている。

なんとなく声をかけるのに
気後れしていると、
彼がふと顔をあげて私に気付いた。


cm「Aさ〜ん！こっち！
おはようございます！！」

笑顔で手を振る彼。
こ、声大きいよ・・・

まわりの人が今度は一斉に私をチラ見-

”あのコの相手がこの人？”
なんて絶対思われてるよ〜！！！

私も引きつった笑顔で
手を振りかえし、仕方なく(？)
彼の方へ歩いて行った。

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