プライマル-Changmin-

obsidian ページ45

食べきれないくらいの
美味しいコース料理を堪能しながら
話も弾んであっという間に
デザートも終わった。

ワインのボトルもほぼ空いている。
(飲んだのはほぼチャンミンだけど)


cm「後は部屋でゆっくり飲みましょうか」


「はーい」


そんなに飲んでいないはずだけど
あまりに楽しくって酔いも
少し早いみたい。
少しフワフワしてきたかも・・・


部屋に戻ってとりあえず
順番にシャワーを浴びる。
私が先に浴びさせてもらって
彼を待っていると、
なんとなくドキドキしてきた。



多分、そう・・・なるのかな・・・



でもなんだか眠たいし、
寝ちゃうかもしれないけど＾＾；

部屋の中を(ふらつきながら・・・)
ウロウロしていると・・・

彼が出てきた。


cm「ああ〜、さっぱりした！
Aさん、ビール飲みますか？」


「うっ、うん、飲む飲む」


冷蔵庫にあったオリオンビールを開けて
私にも１本渡してくれた。

それを受け取って、
ソファに座って一息で飲めるだけ飲む。
酔いが覚めたら緊張が倍増しそう・・・

隣に座った彼はとても密着している。
手が腰に・・・
触れられてるところが
とても敏感になってる気がする。


cm「Aさん、また固くなってる。笑」


「そ、そうかな」


cm「声うわずってるし。笑」


バレバレ、私わかりやす過ぎ？？？
恥ずかしさのあまり、
うつむきそうになるとそっと
彼の手が顎にかかり上向きにされる。
そして唇が近づいて、キスされた。

唇が離れて目を開けると
まだ目の前に彼の顔があって
じっと見つめられている。
黒曜石みたいな綺麗で黒い瞳に
吸い込まれそうな気がした。


cm「覚悟、できてますか？」

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