プライマル-Changmin-

電話 ページ37

朝出勤していつものように
まだ誰もいないオフィスで
ソイラテを飲む。

週末、チャンミンと沖縄ー

思わず口元が緩むのが自分でもわかる。


その日の仕事は、かなり依頼も多く
多分いつもならカチンとくるようなコトも
あったんだけど全く平気で
ずっとＨＡＰＰＹな気持ちのままだった。


お昼には旅行の予約完了の
メールが来ていた。
今日は彼も確かスケジュール詰まってて
忙しい日のはずなのに・・・。
嬉しくてスマホを抱き締めてしまう。


彼の残業で夜は会えないけれど
電話がかかってきた。

cm「Aさんも今日は忙しそうでしたね
飛行機押さえましたからね、
イルカに向けてがんばろう♪」

「う、嬉しい！ホントにありがとう・・・」

cm「Aさんダイバーだったよね？
１泊だから潜れないのが残念だけど、
また潜りメインでも行きましょう
離島でもいいしね

あ、そういえば、俺、
ライセンスないんだけど
取るの時間かかるの？」

「ん〜、私海外で２日で取ったけど、
国内はもう少しかかるんじゃないかな・・・」

cm「そうなんだ・・・
メンドウかな〜
俺だけ講習になるし」

「あ、でも海洋実習一緒に潜るとか
できるたりすると思うよ」

cm「おっ、じゃ、それですね♪」



そんなたわいない話で
多分もう30分はしゃべっている。

cm「明日は定時に終わらせるので
ゴハン食べに行きましょう
中華で行きたいところあるんだけどいい？」

「うんうん。中華好き」

cm「じゃ、１９時前に迎えに行くから」

「はい♪」

明日は会えるみたいで
さらに嬉しくなってきた。



cm「・・・Aさん？」

「何？」

cm「ん〜、あ〜、・・・もう寝ますか？？？」

「えっ、いやもう少し起きてるよ？」

cm「行っていい？」

「ええっ、今から？？？」

cm「ああ、やっぱりダメですよね
声聞いてたら会いたくなって・・・」


・・・ああ、また胸がドキドキする・・・

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