プライマル-Changmin-

同じキモチ ページ21

cm「もっと、なんでも言って？
黙ってガマンされると
キライになられそうで怖いよ」

「そんな・・・！それ私が思ってる
年上なのにつまらないワガママとか言って
キライになられたらどうしようって・・・」

cm「ああ〜！だーかーらー！！！
いいですか、Aさん？
年上だからって考えない！！
上だとなんでもガマンしなきゃいけないの？
そんなコト俺全然考えもしてないから！
そんなんじゃしんどくなっちゃうよ」


「・・・ハイ・・・」

ああ、こんな不器用で呆れちゃったかな
ちょっとシュンとしてると、


cm「・・・ってごめん！俺がワルいのに」


急に眉を下げて申し訳なさそうな顔をする彼。


「ううん、ホント大丈夫！・・・あ、えっと、
そうじゃなくって・・・焼きもちやいたやいた！
他のコがここに座ったのすごくイヤだなって
思ったの・・・
でもそんなコト言うの恥ずかしくて・・・」

cm「ホントに？？？」

「ん・・・わっ！？」

またぎゅっと抱き締められる。


cm「なんか不謹慎だけど嬉しい！
ちゃんと焼いてくれてたんだ、
Aさんやっぱりかわいい！！」


「え〜え〜え〜？？？」


チャンミンも私に嫌われたら・・・って
不安になるなんて・・・。

なんだかイヤな気持ちなんて
もうすっかりどこかに飛んでしまって
彼の胸の中でただドキドキしていた。

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