プライマル-Changmin-

second kiss ページ17

チャンミンとの初デートは・・・
カフェでランチして、アイス食べに行って
映画観て・・・

これまでデートできたら
こんなコトしたい！って
ずっと思ってた事が短時間のうちに
ほとんど叶ってしまった・・・。
どれも何てコトないコトばかりだけど。

ほぼずっと手を繋いでるし、
当たり前のように
いつも彼が車道側を歩き、
いいと言うのにバッグは持ってくれるし、

韓国の男性はレディファーストが
デキてるって聞いた事はあるけど、
徹底ぶりに驚いた・・・。
しかも全てが嫌味なくナチュラル。

これまで付き合った人だって決して
何もしてくれなかった訳じゃないけれど
チャンミンとは比べ物にならないと思った。

夢みたいな時間はあっという間に過ぎて
またマンションまで送ってもらう。



cm「今度、Aさんの部屋に遊びに
　 行ってもいい？」

　「えっ、あ、うん、いいよ」

cm「ホント？！やった！めちゃ楽しみ♪」

　「そんな楽しみにするような
　 部屋じゃないけど・・・＾＾；」

cm「部屋に入れてもらうのがいいんじゃん。笑」

　「そっか・・・私もチャンミンの部屋
　 行ってみたいな」

cm「もちろん、いいよ！おいでおいで
　 散らかってるけどね」



言い終わるといきなり抱き寄せられて
キスされる。

「！！」

最初は触れるだけだったのに段々と
唇が開いて深く入り込んでくる。
急に抱き寄せられて固くなっていた身体が
今度は段々力が入らなくなっていく。

彼の逞しい胸に手を置いていたけど
息が苦しくなってシャツを掴む。

「・・・んんっ」

気付いたのかやっと解放してくれた彼は
少し心配そうに見つめた。


cm「ごめん、苦しかった？つい・・・」


私は恥ずかしくて俯いて

「ううん」

と小さく返事した。

部屋に戻るとまたベットに倒れこんでしまった。
部屋に上げたら・・・・そういうコトになるのかな・・・
さっきのキスとか彼の腕や胸を思い出して
勝手に恥ずかしくなってしまった。

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