きいて 11 ページ13
『それって、どういう……』
天くんが続けて話す。
[知ってるよ。Aが何かを隠してること。何かまではわかんないけどね]
『…』
[でも、隠し事してたってAを嫌いになる理由にはならない。]
[だってそうでしょう？誰だって秘密の１つや２つはある。それが小さいものから大きいものまで様々だ。]
『……うん』
[でも、秘密は言っちゃったら秘密じゃなくなる。]
『……つまり？』
[別に無理して話そうとしなくてもいいんだよ。Aが言いたくなったらでいい。もちろん、一生言わないっていう手もあるけどね]
やっぱり天くんは優しい。
『…ありがとね、天くん。もう涙止まったよ。』
[どういたしまして。よかったね]
『うん！…あのね、天くん』
[何？]
『いつか絶対、言えるようになったら言うから！それまで…待っててくれる？』
[フフッ…いいよ。待っててあげる]
『ありがとう！でもごめんね、私のことばっかりで。何か用事あったから電話したんだよね？』
[いや、ただAの声が聞きたかっただけだから気にしないで]
『///ッ！…私も！声、聞きたかった。//』
[///…ありがと。]
……不意打ちはズルい。///
『じゃあ切るね。』
[何かあったらまた連絡して]
『はーい！』
[じゃあまた]
『うん！ばいばい』
何をこわがる必要があったんだろう。
こんなにも、彼は優しいのに。
天くんは、私の希望だ。
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囚人@No.9 - ありがとうございます！いろいろと試行錯誤しながら作った初めての作品なので不安だらけでしたが、それを聞いて安心しました。新しい作品は気長に待っていてくれると嬉しいです！ (2018年2月20日 0時) (
レス) id: cd2bf44c69 (このIDを非表示/違反報告)
璃菓(プロフ) - 完結まで読ませて頂きました。文字数少なく、凄く読みやすくて、夢主ちゃんめっちゃドストライクで可愛かったです(*^^*) クライマックス辺りは泣きそうになりました(T^T) また、新作期待しているので、頑張ってください♭ (2018年2月18日 8時) (レス) id: d6d35cc075 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：囚人@No.9 | 作成日時：2017年9月25日 17時
