【SZ】Sexy brothers！Part６

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side風磨

交代で風呂入ってきたりゲームしたりで、
ただ今十時。


健「はぁ〜…眠い…」

聡「俺も…もう寝よー」

マ「(´ω`)zzZ」


流石にここまで白熱したゲームになるとは思わなくて、テレビゲームに対して結構な体力を使った気がする…(笑)

兄貴と聡はおやすみ〜と自分の部屋へ。
マリウスも頑張って起こして部屋へ行かせた。

さて…


風「勝利も寝ないの？」

勝「…うん」

風「なんでそんな寂しそうな顔をする(笑)」


一人でソファーに座っていた勝利の横に、俺も一緒になって座った。

すぐに俺に寄りかかって来て、ポツリと言った


勝「…真ん中って、弟ですか、兄ですか」

風「んー？…うーん」


確かに、ちょっと曖昧かも。
でも、5人中の3番目ってのは、いわゆるど真ん中。センターであって、兄弟なら弟もいて兄もいる。当然。


風「どっちも。だから、お前は俺や兄貴から見たら弟。聡マリから見たら兄」

勝「…そっかぁ」

風「ま、たまにはみんなに甘えていいんじゃない？」

勝「…今日、結構甘えてたつもりなんだけど」


うわぁ…こいつ甘えるの不器用なんだなぁ…
マリウスとかにも甘えてたのか？
あれで…？

うん、まぁ(笑)


風「そっか(笑)いいじゃんいいじゃん( ´ ▽ ` )
自分なりに甘えるのだって、ちょっとした息抜きってことで」

勝「うん(^^)」


笑顔になると、おれの膝を枕にしてそのまま寝息を立て始めた。

あーあ、これしばらく動けないやつ(笑)


勝「すー…すー…」


奇数人の兄弟の真ん中って、すごい曖昧な位置だから、悩みとか多いのかな？

少しでも兄として相談に乗ってやらないとな…


．


次の日、二人ともソファーで目を覚ましたのは言うまでもない。





［曖昧な位置/完］

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