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sideマリウス
ゆっくり目を瞑って深呼吸。
僕は強くイメージした。
光の粒が、自分の手のひらに集まるような
自分がその光を操って
銃弾のごとく
目を開けて、真っ直ぐ手を伸ばす。
手のひらに集まっていた光の粒が、
弧を描いて的に飛んでいく。
勢いよく、そして、中心を射抜く…!!
………わけもなく………
ぺちっ、ぺちぺちぺちっ…
力なく当たって弾けて、それで終わり…。
むむむ、なかなか上手くいかないなぁ…
聡「なんか花火みたいだね( ´ ▽ ` )」
勝利「綺麗だね(^ ^)」
マ「ねぇ…!ヽ(`Д´)ノ」
2人とも呑気だな…
まったく、人が真剣に頑張っていると言うのに…!!
マ「こっちは必死なんだよ!?」
聡「ご、ごめんごめん(^^; いや、でもなんか綺麗だなぁと思ってさ…つい見とれた笑」
マ「もう、聡ちゃんってばぁ〜ヽ(`Д´)ノ」
勝「見とれる………あ、マリウス!!」
なにか思いついたように立ち上がる勝利くん。
マ「なに勝利くん、勝利くんもからかう気?」
勝「違う違う!ちゃんとしたアドバイス!」
そう言って、的の方を指さして言った。
勝「攻撃力は、無理して今付けなくてもいいんだよ。たとえばさ、あの的が敵だとするでしょ?」
マ「うん」
勝「真正面から攻撃したら、避けられたり返り討ちに会う。またはその可能性が高い。」
聡「うんうん」
勝「そんな時に、マリウスの出番。」
マ「僕?」
勝「そ。マリウスが例えば、花火だとか閃光みたいなものを打ち上げる。相手の目を引いたり、目くらましのためにね」
マ「…なるほど」
僕の光で、相手の意識を逸らすのか…!
それなら、今の僕でも……
聡「マリウス、大事な役目だね!」
マ「うんっ!!」
光で、綺麗なものを作るのは得意だよ。
闇を照らすのが、光だからね!!
勝「よし、じゃ、この調子で特訓頑張るぞー!」
「「「おーーー!!」」」
.
そして、時は経ち
魔力試験訓練 B級特別任務 当日。
僕達3人はとある街を訪れていた。
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セーラーローズ(プロフ) - 湯千五イなみさん» いえいえ(^^)!その間に、いっぱい考えておいて良かったです(^∇^)! (2020年1月21日 21時) (レス) id: 1a91ea82b6 (このIDを非表示/違反報告)
湯千五イなみ - セーラーローズさん» セーラーローズさん!お久しぶりです!!長らく更新できず申し訳ございませんでした(^^; 兄弟物語の方でもたくさんの楽しいリクエスト頂きありがとうございます!とても嬉しかったです(^ ^) (2020年1月21日 21時) (レス) id: 04c8ae8220 (このIDを非表示/違反報告)
セーラーローズ(プロフ) - イなみさん、更新ありがとうございます(^^)!そして、お久しぶりです!兄弟物語では、沢山リクエストしてすみません(^_^;)…。 (2020年1月21日 11時) (レス) id: 1a91ea82b6 (このIDを非表示/違反報告)
湯千五イなみ - セーラーローズさん» ありがとうございます!いつもお待たせしてすみません!!これからまた少しずつ頑張ります! (2019年8月15日 9時) (レス) id: a4f2f5de73 (このIDを非表示/違反報告)
セーラーローズ(プロフ) - お久しぶりです!!いろいろあったと思いますが、自分のペースで更新頑張ってください!! (2019年8月14日 21時) (レス) id: 1a91ea82b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:湯千五イなみ | 作成日時:2019年6月11日 14時