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side風磨
俺は2、3歩後ずさり、そのままそいつを睨みつけた。
なのに表情は、ずっとさっきから笑顔のまま。
背中に何か冷たいものを感じた気がした。
『僕は君の分身です。君の代わりに、なんでもやりますよ』
「…な、なんでもって…」
いきなり現れた“もう一人の俺”は
すっと右手を差し出してきた。
『君が面倒に思っていること。代わりに全部行います』
「…ね、ねぇよ、頼むことなんて」
『嫌いな人がいれば____僕が消します』
「……は？」
『なんでもやる』って…そういうこと…？
消すって、それってまさか…
「なに、言ってんの？お前…
なんで、何のために…」
『何のため？簡単さ。
___あなたを助けるためです』
代わりになんでもやる。
それがたとえ、誰かを殺めることになっても
___全てが、俺を助ける為？
じゃあこいつは、俺の 救 世 主 ___？
『大丈夫、君にデメリットはなにもない』
「…っ」
ポツポツと雨粒が降ってきた。
その小さな粒はすぐに数を増し、ザーザーと音を立てて降り出した。
「わっ…まじか…」
『ここだと大変ですね。一旦帰りましょうか』
そう言って歩き出したのは俺の家の方向。
…帰るってまさか…！
「待て！…お前、もしかして」
_____俺と同じ家に帰る気か…！？
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湯千五イなみ - スイさん» ば、ばれたか…！ まぁ、それを元にして書いたので許してください(⌒-⌒; ) (2018年6月2日 16時) (
レス) id: a288fb42d4 (このIDを非表示/違反報告)
スイ - 圧倒的、拝啓ドッペルゲンガー感 (2018年6月1日 22時) (レス) id: 6003a99749 (このIDを非表示/違反報告)
湯千五イなみ - sz5ふうりんさん» ありがとうございます！次回作でもよろしくお願いします！ (2018年5月27日 21時) (レス) id: a288fb42d4 (このIDを非表示/違反報告)
sz5ふうりん(プロフ) - 完結おめでとうございます！毎回、更新のたびに読ましてもらっていました！次回も頑張ってください。 (2018年5月27日 21時) (レス) id: 4d7bf6a8d6 (このIDを非表示/違反報告)
ハッピースクール(プロフ) - 湯千五イなみさん» うん！読むね！待ってるよ！ (2018年4月27日 17時) (レス) id: cb29d61b3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湯千五イなみ | 作成日時：2018年3月26日 22時
