絶賛兄に恋してますっ！

３６話三c⌒っ.ω.)っ ｼｭｰｯ ページ37

莉犬side



さ「お前のために頑張るから…」



さとみ先輩はそう言って走り出した

俺はさとみ先輩に目を向ける

こ「莉犬くん！？足！足！えぇ〜っと…これ！タオル早く抑えて！」

り「ふぇ？あ…！ありがとうございます！」

ころん先輩からタオルを貰って膝に当てる

そしてすぐさま座って先輩をみる

先輩はとんでもないスピードで４位と３位の人を抜いていく

あっという間に２位の人と距離を詰める

しかし抜くことはできずそのままころん先輩にバトンが受け渡される

さ「ころんｯｯｯ！」

こ「おっけ！」

バトンを渡し終わったさとみ先輩がこっちにくる

そして一言

さ「ﾊｧﾊｧ…なｯ？お前のためにｯやったよ？」

と微笑んでくる

り「ｯｯｯ…/////」

さ「ふはっw真っ赤」

しょうがないじゃん////！！

そんな少女漫画みたいな事あるの////？！

さ「それにな？」

り「へ？」

さ「お前のこと責める奴なんていねぇよ」

り「え…」



る「莉犬ぅぅぅ！！！」

な「莉犬くんっ！！」

と２人が駆けつけてくる

る「莉犬っ(´；ω；`)！膝だいじょぶ？！？！」

な「莉犬くん！痛そうだよぉ(´；ω；`)絆創膏貰ってくるから！」

り「え、っとぉ…」

さ「だいじょぶだよwほらそれにw」

と指を差すところには

ころん先輩がさとみ先輩のあの速さよりも速く、２位の人を抜く

ころん先輩化け物じゃね…？←

さ「あいつ居る時点で１位は最初から確定だったしな〜ww」

それ俺ら必要なのかなw←

こ「ｯｯｯ………しゃあ！！」


ﾊﾟｧﾝｯ


ころん先輩がゴールテープを突っ切ってピストルの音が響く

こ「っしゃぁぁぁ！！！」

周「おおおぉぉぉ！！！」

る「お兄ちゃぁぁぁぁぁん！」

な「ころん先輩！！」

２人はころん先輩の方に向かう

さ「まぁだいじょぶだよw」

ところん先輩の方に向かうさとみ先輩

り「あっあの…！」

さ「ん？」

り「ありがとう…ございます！！」

さ「いいよ別にwあとそのタオルころんに貸した俺のだから」

り「え？！」

そうだったの？！

さ「あとで洗ってちょーだいw」

と行ってしまった

り「………」

さとみ先輩は本当に優しい


だから大好きなんだ
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