絶賛兄に恋してますっ！

３５話三c⌒っ.ω.)っ ｼｭｰｯ ページ36

莉犬side

り「はぁ〜ドキドキする〜」

さ「それな〜」

既にリレーは始まっている

俺は後ろから二番目

さとみ先輩は後ろから１番目

もちろんアンカーはるぅとくんが愛して止まない(は？ byるぅと)

ころん先輩です←

正直選ばれたからにはちゃんと優勝したい

でも俺が足引っ張んないか心配でしかない

あ〜俺のネガティブ思考〜！！

もぉぉぉ…！！

さ「よっ！緊張してる？」

り「あっ先輩…」

なんで分かるんだ…！

り「俺…足引っ張りたくないです…」

さ「だいじょぶだろw別に失敗しても誰もお前のこと責めないから」

優しいな…

こ「僕もいるから〜o(｀ω´*)o！！」

あっw

さ「ごめんwww」

り「すいませんw」

こ「ってか莉犬くんそろそろだよ！」

り「え？！」

レーンの方を見ると俺の番まであと２人

そろそろスタート地点まで行かなければ…

り「じゃあ頑張ってきます！」

こ「ファイト〜！」

さ「頑張れよ〜！」

よし…！

気合を入れてレーンに向かう

ドキドキしながら待っていたら自分のターンなんてあっという間に来る

コースの上に立って前の人のバトンを待つ

前の人は１位だが、２位の人と僅差で走ってくる

俺が差をつけなければ…！

モ「ｯ…はいっ！！」

り「うんｯｯ…！」

バトンを受け取り加速する

２位の人とはある程度差がついてきた

このまま行けば



り「ｯあ…」



ﾄﾞｽﾝ



り「ｯ……………」

思いっきり転んでしまった

なーくんのは明らかに不正だったが俺のは自分のミスである

やってしまった

有頂天になってはいけなかったのだ

俺が転んでる隙に２位の人が隣を抜けるのを見て、我に返る

俺もすぐに体制を整えて走り出す

その途端


ｽﾞｷｯ


り「くｯｯ…！！」

足がすごく痛んだ

足を見ると血が流れていた

気にするな！

走れ！勝たなきゃ！

みんなの代表なんだから！

でも足は痛くても走れるものの、さっきよりも明らかにスピードが落ちた

それでもゴールに向かう

俺がゴールについたときは最下位だった

最悪だ…

さとみ先輩は俺のことをしっかり待ってくれてる

り「ごめｯなさｯｯ…(涙目)」

半泣きになりながらバトンを渡す

さ「……俺」

り「？」

さ「お前のために頑張るから…」

り「ｯｯｯ………！？」

そう言って先輩は走り出した

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