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A「んっ…………」
寝起きでぼやっと視界が悪い中私は目を覚ました。
寝起きで頭が回ってない中、部屋と寝ているところを私は見回した。
安眠へと誘うぐらいのふかふかのベット。綺麗で清潔感もあるが、そういう欲へと惹かせられるような雰囲気の煌びやかな部屋に私はいた
ここが私の部屋かって?ううん。私の部屋ではない。
私は”彼”とここへやってきたのだ
その彼の姿を探してみるが、
私の隣でベットにいたはずの彼は私が眠っている間に帰ったのか、もうベットに温もりもなかった
……やることやったら帰っちゃったか……まあ、私が言えたことでは無いよね
寂しい気持ちに溢れる中、私は机の上におかれていた不自然な紙を発見した
こんな紙先程見た時はなかったはず………
私がその紙を見ると何か文字が書かれていた
私はなんだろうと思い、不思議になりながらも見てみるとそこにはサラッと一言だけ
『また明日』
と書かれていた
その筆跡とその味気ない一言で直ぐに”彼”だと察した
ただそれだけの一言。それだけなのに………
あぁ、愚かだな………たった一言だけでも嬉しくなっちゃうんだもの
ねぇずるいよエイト先生……………
私はその先生が置いていった紙を手でぎゅっと持って、また彼への愛おしさが募った
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モブ「せんせー!さよならー!」
エイト「はい。さよならー」
次の日になって学校へと行くと、早速エイト先生を見つけた
サラリと生徒に挨拶返している姿を見て、やっぱりかっこいいなぁと思ってしまう
エイト先生は普通の授業担当の先生ではなく、警備担当の先生だ。
なので普通の生徒はあまり関わる機会もなく、職員室でたまに見かける程度か警備の見回りの時に見かける程度
そんな生徒と関わりがなさそうなエイト先生が私と関わるようになったのは私の元彼から話は始まる……
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[過去回想]
私には1年前ぐらいに付き合っている彼氏がいた。
といっても私はその元彼のことを好きでもなく、元彼も私のことが好きでは無かった
ではなんで付き合っているかって?
お互いの家のせい
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作者名:sarai | 作成日時:2023年8月8日 20時