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「はぁぁぁ……」
いつもならスンチョル先輩に会える！なんて浮かれてたけど浮かれてらんない
「行きたくない。」
コンコン
ドアをノックする音がして少ししてドアが開く
ミ「お嬢様。遅刻します。早くしてください」
ああああ！！鬼がきた。仮病を使おう
「なんか、寒くてだるいなぁ。。ケホケホ」
ミ「……大丈夫ですか？お休みになりますか？」
「え！うん」
ミ「とでも言うと思いましたか？私を騙そうなんて100年早いですよ。早くしてください」
鬼ミンソクに引きづられ学校まで行く
「はぁぁぁ。。鬼、嫌い」
ブツブツ呟きながら机に突っ伏す
生徒手帳見つかんないし最悪
ジ「ねぇ、」
なんか、最悪なやつの声が聞こえる。気のせいか」
ジ「聞いてる？悪役さん。」
悪役………
バッと顔をあげてジョンハンってやつを睨みつける
「何ですか。」
ジ「これ、落し物。大好きなスンチョル先輩の写真付きー」
なんて私の生徒手帳をブラブラ揺らしながら言ってくる
「…これ、私の！！」
取り戻そうと生徒手帳を掴もうとするけど掴めない
背がでかいから。。勘弁してよ
「返して、」
ジ「先輩にその態度？」
偉そうに！！黙りしてると
ジ「はーやく。みんな見てるよ？」
ハッと当たりを見渡すと確かにクラスの人たちが見てる
ジョンハンの手を取って人気のないとこまで歩き出す
「返してくれません？」
ジ「まぁ、、いいや。はいどーぞ悪役さん」
案外諦めがいいのか
「ありがとうございます。てか、悪役さんじゃないです」
ジ「え？お前悪役じゃん」
そうじゃないっつーの！！
「そうじゃなくて！！名前！悪役じゃなくて……」
ジ「知ってる、Aだろ。案外可愛いな、名前」
私の言葉を遮ってそう言うと
ジ「遅刻は勘弁。早く戻れ」
私の頭をぐしゃっと撫でて戻ってく
「案外可愛いって……何それ」
真っ赤になってるであろうほっぺに手をあてる
？「…………。」
その姿を誰かに見られてるとも知らずに
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作者名：そゆん | 作成日時：2018年4月25日 18時
