31 リリィside. ページ33
「実は、私を試験に参加させる為に……夜さんのところへ行ったんです」
ｱ「…！まさか……！」
「…Aさんも非選別者なんです」
前を見ないで、
震える声で全て話した。
「Aさんがここを飛び出してからこのことを言ってほしい…もう会わなくなってから言いたい、と………」
もう、会えないのかな。
仮に私が試験に参加できるように
ルールを変えてもらったとしても、
Aさんがいないなんて…
Aさんやアイラさんのおかげで
ここまで来られたのに。
私以外の皆、居なくなるなんて……
ﾕﾊﾝ「試験のルールが変わった。今から説明する」
…………
……
「ねぇ、ナレちゃん。」
ﾅﾚ「どうかしました？」
「…もはや寝ている人がいるし、波使いのすることってないと思うんです。」
試験のルールを聞いて、
参加することになったは良いが…
ラウレさんは思いっきり
布団+枕の安眠セットで
ヨダレを垂らして寝ている。
ﾅﾚ「クンさんにとりあえず待機って言われましたし、いつか出番が来ますよ！」
「そうですかね…」
しばらくしてからナレちゃんが
上を向いて喋った。
ﾅﾚ「あの…クンさん！私なら……！道が探れるかも……！」
「えっ、何ですか何ですかっ！？」
ナレちゃんの持つ赤い坪から
何か…よくわからない生物が出てきた。
ｷｭｳｷｭｳと鳴いて地面の上を飛ぶと
水色の道が見えた。
「と…鳥？魚？なのかはいいですが地下に道があったんですね……」
ﾅﾚ「クンさんの読み通りですね！」
ｸﾝ「なんで黙ってたんだ？深海魚の操り師だって」
私もそう思った。
凄い能力なのになんで黙っていたんだろう…？
ﾅﾚ「この子は戦闘用じゃないし、こうやって周囲のことを探る備えにもなるけれど……」
ｸﾝ「そうだとしてもすげぇ能力じゃん」
「けれど…？」
戻ってきた深海魚が
小さな坪の中にするすると消えた。
ﾅﾚ「女はでしゃばったらモテないですから！」
この小さな子の口からから出るとは
思ってもなかったことを言われて
崖から落ちそうになる。
ｸﾝ「え、そういう基準？」
「い、意識が高い…ですね！ナ、ナレちゃん可愛いですから将来モテますよ、きっと！」
そんなこんなで
ナレちゃんは周囲を探り終わり、
私とラウレさんは
地下の道を塞ぐことになった。
.終わり方ｧｧ……
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黒糖あんぱん。 - アゲロさん» その後のポニーテールも可愛かったですよね〜！！ポニーテールシーン少しだけだったから二期では2クールくらい使ってポニーテールシーン増やしてほしいです(野望) (2020年10月4日 11時) (
レス) id: 808889dee1 (このIDを非表示/違反報告)
アゲロ - クラウンゲームの時，クンが髪の毛のバンダナ取る時の色気がスッッッゴかったです！！さりげなーく夜に膝枕してもらってましたよね！！ああ，私も膝枕してほ((殴ｲﾀｯ!! クン「黙れ」ｼｭﾝ (2020年9月23日 17時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
黒糖あんぱん。 - ナナナオさん» クンさんは原作でもめっっちゃイケメンです！美少年！それに頭も良いとか最高ですよねー！！！((うるせぇ (2020年8月30日 9時) (レス) id: 808889dee1 (このIDを非表示/違反報告)
ナナナオ - 神之塔大好きです！ホーさん生きてる！クンはイケメンですね（真顔 (2020年8月23日 15時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
黒糖あんぱん。 - Mizuさん» なんとか生かせました…！助けたときに使った主人公ちゃんの能力にも今後触れていく……と思います！ 多分！← (2020年8月10日 11時) (レス) id: 808889dee1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒糖あんぱん。 | 作成日時：2020年5月19日 16時
