シャーロック

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廊下へ出ると先程の医者の後を追う獅子雄さん、医者はすぐさま部屋に入り鍵を閉めた音が聞こえた








「 開けろ 」






『 それくらい自分で開けてください〜 』









「 .. ﾁｯ」







一つ舌打ちしてる間簡単に鍵を開けガチャっとドアを開け自分の部屋に入るかのように中に入っていった






『 はぁ .. もうｯ、失礼しま〜す 』









中に入ると机が2個向かいあわせであり入って右の壁には棚があり一面に本があるのと、驚きの表情を見せた先生がいた


そりゃ入ってこられないように鍵を閉めたはずなのに1秒で開けられるなんて普通の人なら吃驚する他ない、だがそんなの獅子雄さんには関係ない









「 なんで逃げたの？精神科の若宮先生 」






「 別に逃げたわけじゃ .. 」









「 具合悪くなった赤羽先生を診察したんだよな？どんな症状だった？」






「 それは .. 言えません、守秘義務があります 」








『 そりゃそうですよねっ笑 』








「 そんなの気にすんなよ 」







『 … 』









「 どんな事情であろうと我々は患者のプライバシーを第一に考えます。医者として当然のことだ 」









「 医者として？.. 医者として限界を感じているんじゃないのか？あんた今転職したいと考えてる 」






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