3年A組

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甲斐弟「母ちゃんただいま！」

甲斐妹「ただいま！」

甲斐母「おかえり〜」

甲斐母「…？どちらまですか？」

森崎先生は子供の為にご飯を作った

甲斐母「ありがとうございます」

坪井「お！意外といけるねこれ」

森崎「なんで坪井先生まで食べてるんですか！」

甲斐母「すいません…食事まで作って頂いて」

森崎「あ…いえ」

甲斐母「それで…あの子はまだ人質に？」

坪井「あ…まぁ生きてればの話ですけど…」

森崎「坪井先生！」

森崎「大丈夫ですから…で、お身体の方はいつから？」

甲斐母「一年ほど前に交通事故に巻き込まれて脊髄を…もう主人もいないのでその幸せが…隼人…あの子はダンスで世界一になるのが夢だったんです」

甲斐母「それが…」

甲斐母「私の事故で…大好きだったダンスを辞めて家計を支えるためにアルバイトを掛け持ちして」

甲斐妹『兄ちゃん！勉強教えて？』

甲斐『あぁ。後でな』

甲斐妹『うん』

「隼人は私や子供たちの為まで。あのこから自由を奪ってしまったのは私だ」



甲斐は1人美術室にいた

『お前って景山麗奈知ってる？俺の世話になってる先輩があいつのファンでさ会いたいって』

『ちょっと会わせてくんないかな？』

甲斐『無理だよ…俺全然喋ったことないし』

『頼むよ…先輩が20万くれるって言ってる』

甲斐『20万…』

『お前だって金があればまたダンスできんだろ？』


甲斐『会って話するだけでいいよ』

景山「これでさくらの事奴隷呼ばわりしないなら」

甲斐「あぁ。約束するよ…」

キキーーっ！

景山を無理やり連れていこうとした

景山「辞めて！離して！」

甲斐『おい！何すんだよ！』

『お前ベルムズって知ってんだろ？俺そこのメンバーなんだよ』

甲斐『じゃぁ世話になってる先輩って…』

『ベルムズのK 知ってんだろ？』

それに怒りが爆発したのか甲斐はベルムズの奴らを殴り倒して行った…


その話を聞いたAが「隼人の為なら手伝ってやるよ！」なんて言って俺の手伝いをやってくれた

そのおかげで少し弟妹の面倒を見ることが出来た…

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