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酒「・・・あぁ、あのマイクロバーストの時に君のパーフェクトな管制が粋くんを救ったんでしょ？」
夏「「え？」」
前後の会話はよく聞こえなかったけど、ここだけはよく聞こえた。
マイクロバースト・・・？たしかそのときって・・・
夏「真夢さん・・・ですよね。あの時ローカル担当してたの」
「はい、あの悪条件の中で倉田さんの操縦する飛行機を誘導したのは真夢さんです」
倉「・・・はい・・・」
知っていたのだろうか。
たいして驚いていない。
河「知ってたの・・・」
夏「・・・なんでそんな嘘ついたの？手柄とるみたいな、そんな嘘」
よっぽど倉田さんのことが好きなんだろうな。
そこまでしてまで気を引きたい、と思う位。
やっていることは駄目なことだけど、そんな風に必死で好きになってもらおうと頑張っている河原さんが、ちょっと・・・羨ましい。
河「・・・・・・夏目さんには、分からないですよね」
夏「は？」
河「帰国子女で、英語もペラペラで。
気象予報士の資格もあって、動機も立派。
そんな人に指導されたって、ついていけないの当たり前じゃないですか！」
「それは理由になんかなってない」
まずい、そう思ったけど言葉は止まらない。
「それは、ただのわだかまり。
河原さんのした事を正当化するものじゃない。
誰かが分かる、分からないの問題じゃない。
河原さん、嘘ついてもなにもいい事なんてないんだよ」
やってしまった。
感情に支配されてきつい言葉を出してしまった。
酒「そうだね、俺らってほら、お互いの信頼が必要な仕事じゃん？
俺みたいに正直に生きないと・・・
あ、なんか質問ある？なんでも聞いて？」
飯「え、あ、そうねぇ。だめだ、頭パンクしそう・・・」
重い空気を変えるようにおちゃらける酒木さん。
その気遣いは有り難いけど、河原さんと倉田さんの表情は曇ったまま。
「河原さん、わざわざ嘘なんかつかずに、真正面からいこうよ。
そんなに苦しまなくたっていいんだよ」
河「・・・仙崎さんにだってわかんないですよ」
「・・・うん」
河「優しくて仕事もできる人に、私の事なんてわかんないです」
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絵音(プロフ) - ぴのさん» 沢山のコメントありがとうございます。過去編の次が第４話となります。そこでようやく進展するのか？楽しみにしていてくださいね。 (2023年2月25日 18時) (
レス) id: 7999756f40 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 更新ありがとうございますm(__)mそろそろ、夏目くん と主人公の絡みでてきますか？楽しみにしています (2023年2月25日 16時) (レス) @page41 id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
絵音(プロフ) - ぴのさん» ありがとうございます！少しずつ距離が縮まっているけれど、まだまだ時間がかかりそうです笑。のんびりになりますが、よろしくおねがいします。 (2023年1月26日 19時) (レス) id: 7999756f40 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 更新ありがとうございますm(__)m 夏目くんと、仙崎さんの恋の動き待ってます(^-^) (2023年1月26日 18時) (レス) @page33 id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
絵音(プロフ) - 那智さん» コメントありがとうございます！最高だなんて・・・更新頑張れる活力になります！ (2023年1月7日 9時) (レス) id: 7999756f40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絵音 | 作成日時：2022年9月4日 19時
