JW裏短編集【BL】

青×桃 ページ2

※季節外れの夏設定

桃side


「いーちにーさーんしー」

『ごーろくしーちはーち』

はぁ、…だる。

体育ってなんで準備運動あるねん。
こっちは暑いんじゃ、早く入らせろや。

「望ー、泳ぐのだるいやろ？サボろーや」

『おん、もちろんえーよ』

今は水泳の授業で、俺らのクラスは基本的に教師はその場にいないねん。
んで自主練やから、ほとんどがサボってる。

…そのくせ準備運動はするって、おかしいやろ。


「あー、やっぱ冷たくて最高やわー」

『ほんまそれなー』

プールの中の段差に2人で座ってサボる。

『っ!?り、りゅうせ、やめ、』

水の中で見えないのをええ事に、俺の自身を当たるか当たらないかぐらいで触ってくる。

『んっ、……ぁ、っはぁ、ほんまに、っ無理、』

いくら水の中とは言え、冷たさに少し敏感になってるわけで、既に少し勃ち始めていた。

『やばいって、っふ……やめろへんたいっ、』

「それは望の方やん。もうこないにして」

そう言って、完全に勃ち上がった自身を握ってくる。

『うぁ、!!…っは、やだっ、』

快感からの声を我慢するのが苦しい。

ちゃんと、流星に抱いて欲しい。

『っりゅうせ、ふぁ…ぁ、抱いて、欲しい……。』

多少の恥ずかしさよりも、快感欲しさが勝って、流星に抱き抱えられながらシャワー室へと入った。



「あれ、なんか声聞こえへん？」

「誰かヤってるんかな？」

「え、やば、めっちゃ変態やん!!」


おわり

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