第八十三話，護りたい者と助けたい者 ページ39
、
Aが命じると潮の香りはどんどん
遠ざかって行く
貴『(ふぅ……取り敢えずこれで………)』
バキバキ……パキ…
貴『え"っ』
栗(ry「…まさか」
怖(ry「何もせずこうも困難が続くと思うか
紛れもない神の所業………!!!」
貴『あの蛇…』
怖(ry「カシ神…」
やっぱこいつがカシ神って奴かよ!!!
つかまだ喰ってたのかよｯ!!なげぇ食事だなｯ！
貴『ﾁｯまだ治してる途中なのに……コイツを
食わせてたまるかよｯ』
ああああああもうどうすりゃいいんだよｯｯ
栗(ry「……おれは果たして、“裁き”を受けるのか!!“事故”で死ぬのか!!」
貴『!?(まだ途中とはいえ、よく叫べるもんだな……)』
栗「村は果たして“呪い”で死ぬのか!!
“病い”で死ぬのか!!」
貴『！あの村……やっぱりなんかあったんだ……』
栗の男が言うには“樹熱”と言う疫病らしい
その病を治せる薬を作るのに「コニーネ」と
言う「コナ」木から取れるものがいるらしく、
それを今右手に持っているのだが……
その右手が今挟まってしまっている
栗「この成分を世界中のどれだけの人々が
どれだけの時間を費やし探し回ったか
どれだけの犠牲を伴ったか、お前にわかるか!?」
貴『ｯ』ﾋﾞﾘ
凄い剣幕で言う姿に後ずさってしまった
栗「だからお前達の儀式は彼らへの侮辱だと
言っているんだ!!!」
怖い男「…………!!」
貴『ｯ！(ヘビが……ｯ)』
栗「お前達の古い戒律こそ悪霊じゃないのか
そんなに神が恐いのか!!!」
貴『“アイスシールド”』
パキンｯ
栗の男「!!!」
あっ、この人ガードした意味なかったし………
凍らした水を元に戻した
あのオレンジっぽい神の男が神と言っていた
蛇を自ら仕留めていたのだ
怖「……答えを言え……おれは今…………
何を殺した………」
夕日を背に、ヘビの頭の上に立ち
男は問う
え、何を殺したって……
栗＆貴「『ヘビだろ／ヘビだ』」
あ、かぶった
怖「違う!!俺は今、戒律を破り、“神”を
殺したんだ…
しかし、お前達は……それを“ヘビ”だという
戦士や村人達を殺す“呪い”を………ｯ
“治る病”だという……!!」
男は静かに、ポロッ……ポロッ……っと涙を零し
怖「本当にお前は…おれの大切な村を
救ってくれるのか!?
村は…………ｯ!!救えるのか!!?」
栗「救える!!!!」
最後に聞こえたのは希望の言葉を口にした
男の声だった
あ…俺？静かに退散したよ
貴『これからどうすっかな…』
第八十四話，黒猫さん体の違和感→←第八十二話，黒猫さん仲間外れ
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稲荷(プロフ) - †渚†さん» コメントありがとうございます！返信が遅れてしまい本当にすいません！面白かったですか？そう言っていただけるととても嬉しいです！３の方も書いていきますのでヨロシクお願いします(*^^*) (2017年9月2日 0時) (
レス) id: 4aff9c1d32 (このIDを非表示/違反報告)
†渚†(プロフ) - めっちゃくちゃ面白いです！続き楽しみですがんばって下さいね！(≧ヮ≦) (2017年8月29日 20時) (レス) id: 1824970a07 (このIDを非表示/違反報告)
稲荷(プロフ) - わーたんさん» コメントありがとうございます(o>ω<o)面白いと言っていただくととても心強いです!!更新頑張ります(*´ω｀*) (2017年8月15日 14時) (レス) id: 4aff9c1d32 (このIDを非表示/違反報告)
わーたん(プロフ) - 更新頑張ってください！面白いです！ (2017年8月15日 10時) (レス) id: 904f2d8d36 (このIDを非表示/違反報告)
稲荷(プロフ) - ううむさん» 初コメおめでとうございます(笑) お、面白い…嬉しすぎて血管切れそうです(*´ｖ｀*) 更新頑張ります！ (2017年8月6日 16時) (レス) id: 4aff9c1d32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：稲荷 | 作成日時：2017年7月18日 20時
