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Aはエレベーターに乗り込み215階へ行く。

インターホンを押すも外出中なのか反応がない。



しょうがないなー。



合鍵で鍵を開けて部屋の中へ入った。ソファーに座ってテレビをつけるとカチャッと音がして扉が開いた。

『やぁ♡』


ヒソカは鍵が掛かっていないことを不審に思い、最大限警戒して入ってきたがふっと力を抜く。


「“やぁ♡”じゃないよ♦部屋に入るときは連絡ぐらいしてくれよ♣」

ぷんぷんと怒った素ぶりを見せる。


お前は乙女か。という言葉を飲み込んだA。



『今連絡入れようと思ったところに兄さん入ってくるんだもの。タイミングが悪かったんだよ〜』

テレビを観ながら応える。


「登録したかい?」

Aの隣に腰掛けるヒソカ。


『もちろん!20階までいったよ』

そう言うとヒソカは怪訝そうにAを見る。


「20階?200階じゃなくて?」

『うん。お金稼ごうと思って』

もっともらしい嘘を並べる。


ヒソカはそれに納得したように「200階からはファイトマネーないからね♣」と返す。


『そう。だからさ、ボクが部屋を手に入れるまで泊まらせて♡』

苦笑いをするヒソカに抗議する。


『こんなに広いんだから泊まらせてよ〜。ベッドだってキングサイズなのに何が問題なの〜⁉』


ヒソカはふっと笑う。

「いいよ♠」

『やったー!』

Aはヒソカにぎゅーっと抱きついた。






『お風呂お先!』

夕食後、ぱたぱたと走ってバスルームの扉を閉める。

ヒソカは呆れたように笑っていた。



ん〜♡やっぱりこの施設豪華すぎる!ゾルディック家ほどじゃないにしろ、広い!


広い湯船を堪能し、バスローブを纏う。


『兄さーん、お風呂どーぞ』

ヒソカが入れ替わりでバスルームへ入る。

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Pistachio(プロフ) - ゆうさん» まだです。一応続きはありますが番外編なので本編との繋がりはありません (2020年5月2日 22時) (レス) id: 461dedd1a6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - これってもう完結ですか? (2020年5月2日 0時) (レス) id: de93f0d8c4 (このIDを非表示/違反報告)
Pistachio(プロフ) - 明里香さん» またまたご指摘ありがとうございます!しかもだいぶハイペースで読んで下さっているようなので嬉しいです^ - ^ (2019年8月14日 17時) (レス) id: 6b5b204f97 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 61話に誤字がありました。「以外と」ではなく、「意外と」です。 (2019年8月14日 0時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 毎日チェックはしているので。 (2019年8月10日 16時) (レス) id: 01408c4e23 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Pistachio | 作成日時:2019年3月4日 23時

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