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廊下を歩いて行くとあからさまに殺気を飛ばしている人がいた。

ゴン、キルアはピタリと動きを止める。



この殺気、絶対兄さんだ。



「行くぜ。行ってやる!」

キルアが先に歩き出したのをみてゴンも後に続く。


キルアとゴンは廊下を半分ほど行ったところで脚を止めた。

Aも2人の後ろを纒をせずに歩いている。ヒソカの発を生身で受けている状態だ。



初めて念無しで兄さんの発受けたけどキツいな。2人が進めないのもよくわかる。



「おい‼一体誰だ⁉そこにいる奴、出てこいよ‼」

キルアはその場で叫ぶ。



スッと現れたのは天空闘技場の受付をする女性だった。

「キルア様、ゴン様、A様ですね。あちらに受付がございますので、今日中に200階クラス参戦の登録を行なって下さい。今夜の0時を過ぎますと登録不可能になりますので御注意下さい」



現在、夜8:12。



「また、このフロアからあらゆる武器の使用が認められますのでお持ちになればどうぞ」


「この殺気…あいつかな」

ゴンが小声で問いかける。


「わかんねー」

キルアが答え、Aは黙ったまま。



「また、このクラスから原則としてファイトマネーはなくなります。名誉のみの戦いとなりますので納得された上で御参加下さい」

「! おい」

そこでキルアが何かに気づいた。


キルア達から見て右側の通路から出て来る人。


「「‼」」



決まっている。ヒソカだ。



「どうしてお前がここに⁉」

ゴンが驚きが現れた声を出す。


「別に不思議じゃないだろ?ボクは戦闘が好きで、ここは格闘のメッカだ♣君達こそ、何でこんなトコにいるんだい?……なんてね♡

電脳ネットで飛行機のチケットを手配しただろう?あれはちょっとした操作で誰が何処へいつ行くのか簡単に検索できるんだ♣

そこで、ここの先輩として君達に忠告しよう♡このフロアに足を踏み入れるのはまだ早い♠」


ヒソカがヒュッと手を払うと念が飛ぶ。


ヒソカは壁に寄りかかって座り込んだ。


「どのくらい早いかは君達次第♦出直したまえ♣とにかく今は早い♦」

「ざけんな!せっかくここまで来たのに………!」

キルアが抗議したが、ヒソカの念が空間を埋め尽くす。



「通さないよ♣ってか通れないだろ?」

殺気にも似た念が向けられる。


「無理はやめなさい」



遅いよ♣

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Pistachio(プロフ) - ゆうさん» まだです。一応続きはありますが番外編なので本編との繋がりはありません (2020年5月2日 22時) (レス) id: 461dedd1a6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - これってもう完結ですか? (2020年5月2日 0時) (レス) id: de93f0d8c4 (このIDを非表示/違反報告)
Pistachio(プロフ) - 明里香さん» またまたご指摘ありがとうございます!しかもだいぶハイペースで読んで下さっているようなので嬉しいです^ - ^ (2019年8月14日 17時) (レス) id: 6b5b204f97 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 61話に誤字がありました。「以外と」ではなく、「意外と」です。 (2019年8月14日 0時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 毎日チェックはしているので。 (2019年8月10日 16時) (レス) id: 01408c4e23 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Pistachio | 作成日時:2019年3月4日 23時

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