story41◇ ページ42
「あの劇良かったよね」
「分かる!最後とか定番を超えてもうドキドキした!」
「あれ本当にキスしてたのかな?」
「えー?どうせ演技でしょ」
演技じゃないんだよな、これが。
文化祭が終わり校門から出ていく色んな人達の会話が聞こえる。
私は今外に逃げ込んでいた。
あれから劇が終わり教室に戻ると想像通り質問攻めされ、真菜にはいじられ朝日くんには悲しまれ私は逃げてここまで来た。
……あの時先輩にキスされた。しかも唇に。
嬉しい……はずだけどその前に憎い!!TPOをわきまえて無さすぎる!!嬉しいけど!!
未だに唇の温かさが残る。
校舎裏に腰を下ろしているとガサガサと草むらから音が聞こえた。
「Aちゃんみーっけ!」
「どこから現れたんですか」
髪の毛に葉っぱついてるし。でも今は制服に戻っている。うん、こっちの方が慣れる。リアル王子は流石に慣れないから。
「どうしてあんなことしたんですか。私は恥ずかしくて死にそうなんですけど」
「えー?俺は学校中にAちゃんは俺のやって知らせれて満足やけど?」
「相変わらずですね!?」
この天然男強すぎる……。
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誰って?ふふ、アタシにも分からないわ。 - もうッッッッ....結婚したのねッッ....お母さんうれしい ...!!(?) (11月10日 19時) (レス) @page46 id: 47436d7826 (このIDを非表示/違反報告)
はくと(プロフ) - 翠さん» こちらもそう言っていただき最高です!!ありがとうございます!!! (2023年4月5日 7時) (レス) id: fda9558e0e (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - うううう最高でした、、!!!もうこのお話ずっと読んでたいぐらいです、読んでて凄いキュンキュンしたし楽しかったです!!幸せでした!!! (2023年4月5日 7時) (レス) @page46 id: 375689edf5 (このIDを非表示/違反報告)
はくと(プロフ) - 凌(元無名)さん» こちらも読んでいただきありがとうございました!あとがきに関しては別にイカ達が塗って行く某人気ゲームでは無いので〜 (2023年3月29日 17時) (レス) id: fda9558e0e (このIDを非表示/違反報告)
凌(元無名) - あとがきになにかいくら、、、集め、、、いえいえいえ。みえてないですよ?決して。ええ。 神作ありがとうございました〜 (2023年3月29日 17時) (レス) @page46 id: 9c1c96d73e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はくと | 作成日時:2023年3月28日 14時