彼氏が私を好きすぎている件。【fw】

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「ん〜、やっと休憩時間」


あれからと言うと何十分か同じ驚かし方を繰り返し解放されたと思えば真菜に捕まり喫茶店奢らされたり、甲斐田先輩のメイド服(笑)を見れたり、不破先輩と回るはずなのにもう疲れている自分がいた。



「とりあえず不破先輩に連絡っと……」

「あれ、もしかしてAちゃん？」

「えっ、」



聞いたことのある声、振り返ると猫耳カチューシャをつけたゆゆ先輩が立っていた。げっ、苦手な人！



「ゆ、ゆ先輩…久しぶりですね」

「ねー！同じ学校にいるのに何故か会わないんだよね私たち」

「あはは、そうですね」



まあそれは私が意図的に避けていたのもあるけれど、だってこの人とどう接すればいいか分かんないし！？私恨まれてるかもだし！？


「先輩はどうしてここに？」

「1年生の出し物、まあAちゃんに会うためかな」

「私？」


あれかな、宣戦布告パート2的な……あってまるか。
警戒しているとゆゆ先輩が急に私の手を掴んできた。そして着いたのは空き教室。


「人前では恥ずかしいからね。……Aちゃんさ、湊くんとキスしたことないんだって？」

「なっ…」




なんでこの人知って…

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