story3◇ ページ4
「えっと、先輩？なんでうちに？」
玄関のドアを開けるとふわふわの髪をしたイケメン…先輩が立っていた。相も変わらずイケメンやなおい。
「そりゃあ俺Aちゃんの彼氏やから！」
「んぐっ！」
頭を鈍器で殴られたかのような衝撃が来る。私の
遡ること昨日の放課後、私がキャパオーバーになってしまった故、誤って告白をOKにしてしまったのだ。今更やっぱ無理ですなんて私が軽い女みたいじゃん！！
それに…
「じゃあいきましょか！」ﾆｺﾆｺ
こんな嬉しそうな顔蔑ろに出来ませんよ。イケメン泣かせたらバチあたるって。もうこうなったら先に行くしかない！
「私日直なのですみませんがお先に…」
「じゃあ俺も走るわ！」
「へぁっ！？」
なんでそうなるの！！！
――――――――――
ダメだ。あの人どこでも私に着いてくる。地獄とか平気で付き合うんじゃない？
休み時間、廊下をとぼとぼ歩いているとまたもや誰かにぶつかってしまった。デジャヴ。
「あっ昨日のふわっちと仲良く追いかけっこしてた子や」
「え？」
見上げるとそこには昨日の憎き…ゴホンッ赤メッシュの人だった。
「ふわっち…先輩のことですか。それに仲良くって…」
「俺にはよくある浜辺で男女がふざけて走っているやつに見えたけど？」
「眼科いけ」
なにが、おーい待て待て〜 うふふ〜つかまえてごらーん だよ。
脳内唐辛子畑ですかコノヤロー！シューズの色からして2年生だろうけど尊敬出来る気がしない。なんせこんなことになった原因はこの人が止めてくれなかった訳ですし！いや私も悪いけど！！
「で、ふわっちから聞いたけど彼女…になったんかな？俺、三枝明那です！よろしくお願いします！」
「…日奈森Aです唐辛子先輩」
「唐辛子先輩！！？」
てかなんで2年生が1年生の階にいるんだよ。そう聞こうとしたら後ろから優しく抱きしめられた。この匂いまさか…
「明那ぁーなんかAちゃんと距離近ない？」
……そっちもかい。
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ゆーは - 完結おめでとうございます！めっちゃよかったです。続編待ってます(°▽°) (2023年3月21日 17時) (
レス) @page36 id: e1afcccd94 (このIDを非表示/違反報告)
はくと(プロフ) - 暖かいコメントありがとうございます。現在執筆中ですがモチベにして頑張ろうと思います( ˇωˇ ) (2023年3月19日 22時) (レス) id: fda9558e0e (このIDを非表示/違反報告)
侏儒(プロフ) - 完結おめでとうございます〜！！やっぱ一番心に残っているのは"ぽえ"ですかね…((( (2023年3月19日 12時) (レス) @page36 id: ea70dcd67b (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - 完結おめでとうございます!!面白さもあったり、fwがかっこよかったりして最高でした😖続編読みたいです!待ってます！ (2023年3月19日 10時) (レス) @page36 id: c2285ccc3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はくと | 作成日時：2023年3月17日 19時
