文化祭ハプニング ページ19
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『とっ、刀也くん…！？どうしてここに…』
「Aさんこそなんですかその格好…」
私の通っている学校は今日から文化祭なのだ。刀也くんの学校が休みだったのだけれど私のクラスの出し物がなんというか…め、メイド喫茶だったため誘わずに黙っていたのに目の前には私の彼氏が。
「なになに、この可愛い子もしかして剣持の彼女？」
「うわっ、めっちゃ可愛いじゃん羨ましー」
刀也くんの後ろから2人の男の子が顔をのぞかせてくる。う、刀也くんだけでも恥ずかしいのに…。
「ちょっと僕抜きで見回ってください。たった今用事出来たんで」
「おーイチャコラすんのかこのリア充が！幸せにな！！」
「2人のイチャイチャなんて誰がみるかよ！尊さで死ぬわ！！行くぞ！」
刀也くんのお友達さんたちは私たちを通り越して他の教室へ入っていった。
『い、いい人たちだ…』
「気にしないでください。あぁいう奴らなんで」
私と刀也くんの間に沈黙が生じる。そこで私は今の状況を思い出し、手に持っている看板を体を隠すように持った。今の私はメイド服…。こんなかわいい服私には似合わないこと分かっている。
「なんで隠すんですか」
『な、なんでも！』
「Aー客寄せは私するから店入っ……なっ、誰このイケメン」
教室から私を呼びに来ただろう私の友達が出てきて刀也くんを見るなりすぐさま反応した。どう言おうか迷ったけど素直に言ってしまった。
『わ、私の彼氏…です』
「えっ！？来るなら言ってよ！私ここ何とかしとくから休憩入ってきな！！」
『え、それは悪い…「行ってこい！」 は、はい』
「じゃあお言葉に甘えて行きましょうかAさん」
刀也くんが差し出してくれる。え、これは…罠ですか？？
媚びが嫌いな彼なのに珍しいこともあるんだなと思い手を取る。友達に看板を渡し私たちは歩き出した。
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どっかの豆腐 - tukちゃんだぁ！！！！！嬉しいいいい！応援してます！！ (2023年4月4日 10時) (
レス) @page22 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
凌（元無名） - この小説みつけてよかったっ fwさんのやつも見ますね〜 神作ありがとうございます。 (2023年3月29日 16時) (レス) @page21 id: 9c1c96d73e (このIDを非表示/違反報告)
はくと(プロフ) - 梅花さん» 教えて下さりありがとうございます！ (2023年2月16日 23時) (レス) id: fda9558e0e (このIDを非表示/違反報告)
梅花(プロフ) - コメント失礼します！オリフラたっちゃってますよー！ (2023年2月16日 23時) (レス) id: 6a8eadf3af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はくと | 作成日時：2023年2月15日 17時
