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剣持視点
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今日はAさんとデートするため彼女の家まで迎えに来た。
今そっちに向かっていると連絡したけど既読がつかずに数十分が経つ。珍しいことだけどただ気づいてないだけかもしれない。
そう思いながらインターホンを鳴らすとAさん…では無い男がでてきた。
どういうことだ？？
親戚の人だろうか、話を聞こうと口を開いたが向こう側から何かと言い出してきた。
しかも家を間違えているとかストーカーやめろなど言っていることがハチャメチャだった。この人大丈夫なのか？
そこでムカついた僕はつい彼女を呼び捨てで言ってしまった。
それに反応した彼も機嫌を悪くしたようだ。
「呼び捨てするのやめて貰えます？彼氏でもなんでもないくせに」
そういう彼に僕はニコッと笑って言ってやった。
「僕、彼氏ですけど？」
「…は？」
目の前の彼が拍子抜けた顔でいると向こう側からAさんの声が聞こえた。
『あ、刀也くんだぁ〜』
「虹咲さんおはようございます、…ってもしかして寝てました？」
ドアから覗くのはパジャマ姿の彼女。なるほど、絶対夜更かししてたなこれ。
『うん、絢人くんと遊んでてね』
「で、その絢人さんって人がこの人ですか？なんですか、これは浮気と捉えても良いんですか？」
「ちょ、ちょっと待ってよAちゃん！これどういうこと！？こんなやつとデート！？」
男の人…絢人さんが割って入ってきた。
それよりこんなやつとは失礼だな。ムカッとしているとAさんは言い返してくれた。
『刀也くんはこんなやつじゃないよ？それに昨日言って……ん？」
「もしかして言ってないんですか？」
『……うん』
「…そっかAちゃん彼氏居たんだ…でも、俺諦めないから！！」
絢人さんがAさんの家を飛び出して言った。本当になんなんだろうかこの人。
でも分かったことがある。この人はAさんのことが好きなんだろう。
…まあ、Aさんは渡しませんけどね。
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どっかの豆腐 - tukちゃんだぁ！！！！！嬉しいいいい！応援してます！！ (2023年4月4日 10時) (
レス) @page22 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
凌（元無名） - この小説みつけてよかったっ fwさんのやつも見ますね〜 神作ありがとうございます。 (2023年3月29日 16時) (レス) @page21 id: 9c1c96d73e (このIDを非表示/違反報告)
はくと(プロフ) - 梅花さん» 教えて下さりありがとうございます！ (2023年2月16日 23時) (レス) id: fda9558e0e (このIDを非表示/違反報告)
梅花(プロフ) - コメント失礼します！オリフラたっちゃってますよー！ (2023年2月16日 23時) (レス) id: 6a8eadf3af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はくと | 作成日時：2023年2月15日 17時
