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剣持視点注意
キャラ崩壊かも…?
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「失礼します」
ドアをノックすると共に僕は委員長のいる楽屋に入った。
「どうぞどうぞこちらに」
「はい……ってなんでAさんと不破くんもいるんですか」
部屋に入ると一番端にAさんと不破くんが座って何か話していた。いや何してるんだこんなところで。
「いやーたまたま見かけてたまたま尾行してたまたま鉢合わせしただけですよ?」
「ハッキリ尾行って言ってんじゃねえか」
まあそんなことは置いといて企画説明に入りましょうと無理やり話題を変えられてしまった。僕はなにか気になりつつも椅子に座って会議が始まった。
――――――――――
「〜なんすよ!」
『そうなんだ!』
「……。」
「おーい、剣持さーん話聞いてます?」
企画説明とは言えど声や姿は捉えれるわけでふたりが仲良くしていると無性にイライラしてしまう。まさか僕がここまで陥ってしまうとは。
「……。」
一応不破くんに向けてあんまり近づくなと目で訴えたけど彼はどう捉えたのかグーサインを向けてきた。何をどう解釈したんだよ。
「ちょっと〜帰るの遅くなりますよ〜?(しめしめ、剣持さん嫉妬してる笑。本当剣ちゃん分かりやすいわね〜。まんまとわたくしの落とし穴に入り込んじゃって!!)」
なんて委員長が最悪なことを考えているのにも気づかず僕は1人機嫌を悪くしていた。
不破くんは優しいしかっこいいし頼れる大人だからどうしても心配になる。Aさんが持っていかれそうで怖い。
『不破くん面白いね!ほんとかっこいいし…あ、ごめんね急に』
「い、いえ。恐縮です…!」
2人の照れた顔を見て僕は何かが切れた。Aさんが目移りするならもういっそのこと誰の視界にも入らないように───
僕が理性を飛ばし危険な思考に入り始めた途端委員長が大声を上げた。
「ドッキリー!大成功〜!!」
……は?
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どっかの豆腐 - tukちゃんだぁ!!!!!嬉しいいいい!応援してます!! (2023年4月4日 10時) (レス) @page22 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
凌(元無名) - この小説みつけてよかったっ fwさんのやつも見ますね〜 神作ありがとうございます。 (2023年3月29日 16時) (レス) @page21 id: 9c1c96d73e (このIDを非表示/違反報告)
はくと(プロフ) - 梅花さん» 教えて下さりありがとうございます! (2023年2月16日 23時) (レス) id: fda9558e0e (このIDを非表示/違反報告)
梅花(プロフ) - コメント失礼します!オリフラたっちゃってますよー! (2023年2月16日 23時) (レス) id: 6a8eadf3af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はくと | 作成日時:2023年2月15日 17時