【ハイキュー！！】月島蛍の彼女です2

めいっぱい ページ38

"コートの横幅

めいっぱい"

ーキタ

あの 空間を 裂く様な

ワイド移動攻撃

ピッ

「「ナイスキー！日向ｧｧｧｧ！！」」

ブロックを置き去り！！

『よし！』

イイ感じに調子が上がってる

「スミマセン！」「オーライ！」

女「あの小さい子が端っこまで

ギューン！って走るのすごいね〜」

女「初めからやれば良かったのにね〜？」

滝「今まで浸かってなかったからこそ

今、あの攻撃が活きるんだよ！」

…ま、翔陽と飛雄もそこまで頭回ってなかっただけなんだけどね…

「チャンスボール！」

３連続移動攻撃！

でも、

「今度はレフトだ！！」

ピッ！

女「球落ちないな〰！

あの小さい子あっちこっち跳んで凄いな〰

疲れそう…」

嶋「ー バレーはさ

とにかく"ジャンプ"連発のスポーツだから

重力との戦いでもあると思うんだ

囮で跳び

ブロックで跳び

スパイクで跳ぶ

更にラリーが続けば

スパイク→ブロック→ダッシュで戻ってまたスパイクか囮

って動きをー

短いスパンで何度も何度も繰り返す

息をつく隙は無い

苦しくなるにつれて思考は鈍って行く

ぶっちゃけブロックとか囮はサボりたくなるし

スパイクも《誰か他の奴打ってくれ》って

思った事もある」

滝「長いラリーが続いた時は

酸欠になった頭で思ったよ」

"ボールよ早く落ちろ"

"願わくは 相手のコートに"

【持って 来ォォォい!!!】

サボるなんて一切頭の無い人も

いるんだけどね

ほんの一瞬でもスピードを緩めれば

"取り返せない遅れ"

になる

『ー今

"コートの横幅めいっぱい"

ーの、後の

中央突破だ!!!』

「「パイプ貫通！！！」」

烏野追い付いた！！

同点で 青城の余裕なくなった‼

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