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Step5 ページ6

「今日は飲み会の日なんだけど、栗原も来るよね?」

『えっ飲み会なんですか?』

「うん。ほら、今日はもう閉店じゃん」

『…私も行っていいんですか?』

「は?」

「諸君!今日は月に一度の宴だぞー!もう移動だ移動!場所はいつもの所でな!」


うわっ…相変わらず店長の声耳に響くなぁ…うるさ…

「場所分かんないでしょ?ついてきて」

『はいっ』






・。・。・居酒屋・。・。・







「いやぁーっ最近売り上げが良くてねぇ。さすがうちの子たち!」

「店長、毎回言ってますよ」


店長がビールガバカバ飲んでて、開始早々酔った。

「ほら、栗原も飲みな」

『あの、私お酒飲むの初めてで……何かオススメとかあります?できれば度数低いやつで』

「…じゃあこのクライナー飲んでみ。甘くてすごい飲みやすいよ、ほら」

『あ、ありがとうございます、先輩』


ゴクッと飲むと、本当に甘くて美味しい!


『先輩!もう一杯!』

「僕も呑もっと。乾杯!」








「それで笑い方ヤバいんだよ!!」

『アハハハッ!先輩、楽しいね!』

いつの間にか他の社員は帰っていて、私と先輩二人、個室の部屋で呑んでいた。

「だろ?でさ、そのあと…」

『先輩、楽しいね…眠い〜…んああぁ〜…』


ドサッ


「おわっ!と、栗原?」

『先輩…膝固い…寝心地悪い…』

「寝るためにあるんじゃねーからな」


眠い…眠い…あぁ寝そう…


『…先輩の嘘つき』

「は?」

『クライナー、全然アルコール度数低くないじゃん』

「バレた」

『先輩の変態…なんで嘘ついたの?』


先輩…下から見てもイケメンなんて、やっぱり真のイケメンだなぁ…


「それは」


先輩が私の首筋に顔を近付けると、ちゅっと耳元で音がして、ぬらりとした感触が首筋に広がった。


『うひゃあっ…先輩?…』

「それは、こういう事しても、抵抗出来ないようにしたかったから」

『…?』

「やっぱりA、思った通り酒弱いね。可愛いな」

『…?せん…』

「ねぇ、A。もう少し、大人の階段のぼってみない?」

『…?』

「大丈夫。僕が大人にしてあげるから」


先輩…?

先輩の手が、私の太ももを優しく撫でながら上へ上へと上がってきて____

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作品ジャンル:恋愛
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七海 - 七海って呼んで☆私、敬語苦wwじゃあ、私もあんりで!ありがと〜! (2020年4月20日 22時) (レス) id: cc0b3d41a2 (このIDを非表示/違反報告)
あんり - ろのさん» 夢主ちゃん可愛く出来てますか!?よかったぁ……確かに現実でこんな子、なかなかいませんもんね!(笑) (2020年4月20日 20時) (レス) id: 7624e9c568 (このIDを非表示/違反報告)
あんり - 七海さん» 七海!でいいんですか!?タメも!?やったぁー!そうします!私のこともあんりって呼んでくれると嬉しい!ありがとう! (2020年4月20日 20時) (レス) id: 7624e9c568 (このIDを非表示/違反報告)
ろの - あんりさん» 主人公ちゃんかわいいですよ!現実にこんなかわいい子いたら付き合いたい(←by女) (2020年4月20日 11時) (レス) id: 5062ea37bc (このIDを非表示/違反報告)
七海 - あと、私の事、七海って呼んでくれていいですよ!あと、タメでいいです!その方が話しやすいだろうしww (2020年4月20日 0時) (レス) id: cc0b3d41a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あんり | 作成日時:2020年3月6日 15時

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