【東方】二人の吸血鬼暗殺者【暗殺教室】

第22話 ページ37

「おかえり」


『ただいま』


「俺等は5位辺りを取るのか?」


『やっぱり30位辺りにしたの』


「なんで、下げたんだ?」


『A組がいそう』


「納得。じゃあ、1位取るのは誰だ?」


『ちょっと待ってて………えっと、A組の浅野って奴ね。これはいつものことなのかしらね』


「へぇ」


こんな会話をしたあとご飯食べてお風呂入って寝た


〜*〜*〜


「うわぁ、来た来た来た来た!!」


「ナイフ一本じゃ殺せねーよ!!どーすんだ、この[問4]!!」


テストなう


今は数学


点数調整しておかないといけないから空白作り中


ｺﾂｺﾂｺﾂ


ｺﾂｺﾂｺﾂ ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌｰﾝ


(…くそうるせーな大野の奴)


(露骨に集中乱しに来てやんの)


…うるさい


「E組だからってカンニングなどするんじゃないぞ。俺達、本校舎の教師がしっかり見張ってやるからなー」ｺﾂｺﾂ


ウザイ


さて…皆解けたかしら


…皆の手が動き始めたわね


ｶﾘｶﾘ ｶﾘｶﾘ


「…?」


だけど…きっと問11の辺りで皆…いえ、1人を除いて殴り殺されるでしょうね


〜*〜*〜


鳥間先生電話中


「………これは一体どういう事でしょうか。公正さを著しく欠くと感じましたが」


「………」


「伝達ミスなど覚えは無いし、そもそもどう考えても普通じゃない」



「テスト2日前に…出題範囲を全教科で大幅に変えるなんて」



「……!!」



ﾌﾟｯ


「…先生の責任です。この学校の仕組みを甘く見すぎていたようです。…君達に顔向けできません」


「………」


だから言ったのに


まあ未来を変えることはやりたくないんだけどね


あ、カルマが立ってー


歩いてー、殺せんせーにナイフを投げた


「にゅやッ!?」ｶﾞｧﾝ


音で察するにかなり強い力で投げたのかしら


「いいの〜?顔向けできなかったら、俺が殺しに来んのも見えないよ」


「カルマ君!!今、先生は落ちこんで…[ﾊﾞｻｯ]」ぱしっ


「俺、問題変わっても関係ないし」


〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜

赤羽業

合計点数 494点

186人中 4位

〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜


「うお…すげぇ」


私は30位


レミルは多分32位だったはず


「俺の成績に合わせてさ、あんたが余計な範囲まで教えたからだよ」


「だけど、俺はE組出る気無いよ。前のクラス戻るより暗殺の方が全然楽しいし」


「…で、どーすんのそっちは?全員50位に入んなかったって言い訳つけて、ここからシッポ巻いて逃げちゃうの?」


「それって結局さぁ、殺されんのが怖いだけじゃないの?」


ﾋﾟｸ…

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