【東方】二人の吸血鬼暗殺者【暗殺教室】 (ページ23)

今日:14 hit、昨日:1 hit、合計:28,289 hit

第17話ページ23

～*～*～

やったね、メルちゃん!

2500hit越えたよ!

～*～*～

渚視点

イ･鳥「………」

理「この六面体の色を揃えたい。素早く沢山。しかも、誰にでもできるやり方で。」

理「あなた方ならどうしますか?先生方…。」

渚「さようなら、殺せんせー!」

殺「ヌルフフフ、明日は殺せるといいですねぇ。」

ｶﾞﾗﾗｯ

理「答えは簡単。」

理「分解して並べ直す。合理的です。」

理「初めまして。『殺せんせー』」

殺「………?」

イ「この学校の理事長サマですってよ。」

鳥「俺達の教師としての雇い主だ。」

殺「にゅやッ。こ、これはこれは山の上まで!!」

殺「それはそうと私の給料、もうちょいプラスになりませんかねぇ。」

理「こちらこそすみません。いずれ、ご挨拶に行こうと思っていたのですが。」

理「あなたの説明は防衛省や鳥間さんから聞いていますよ。まあ私には…全て理解できる程の学はないのですが。」

理「なんとも悲しい生物ですね。世界を救う救世主となるつもりが、世界の巨悪となり果ててしまうとは。」

渚「……………………?」

救う…

滅ぼす?

理「…いや、ここでそれをどうこう言う気はありません。」

理「私ごときがどうあがこうが地球の危機は救えませんし。」

理「よほどの事が無い限り私は暗殺にはノータッチです。」

理「充分な口止めも頂いてますし。」小声

鳥「……助かってます。」

イ「ずいぶんと割り切っておられるのね。嫌いじゃないわ、そういう男性。」

理「光栄です。」

理「…しかしだ。この学園の長である私が考えなくてはならないのは…地球が来年以降も生き延びる場合。」

理「つまり。仮に誰かが、あなたを殺せた場合の未来です。」

理「率直に言えば、ここE組はこのままでなくては困ります。」

渚「……」

殺「…このままと言いますと、成績も待遇も最低辺という状態を?」

理「…はい。」

理「働き蟻の法則を知っていますか?どんな集団でも20%は怠け、20%は働き、残り60%は平均的になる法則。」

理「私が目指すのは5%の怠け者と95%の働き者がいる集団です。」

理「『E組のようにはなりたくない』、『E組だけには行きたくない』。95%の生徒がそう強く思うことで…この理想的な比率は達成できる。」

殺「…なるほど。合理的です。それで、5%のE組は弱く惨めでなくては困ると。」