74.マスター ページ32
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あり得ない。
だがしかし、目の前にそいつはいる。
悍ましい魔神柱が、すぐそこに_______
「先輩！」
腕を引かれたと同時に魔神柱がすぐ側で腕を振り下ろしていた。
マシュのお陰でなんとか避ける事が出来た。
そこでハッとして前を見るが、やはりそこにはレフ教授も立馨の姿もなかった。
敵連合はすでにこのUSJから姿を眩ませたのだろう。
なんでレフが魔神柱を…いや、考えるのは後！
今はみんなを避難させなきゃ！
出久は両足を怪我しているし、側にいるオールマイトもボロボロだ。
誰かが出口まで誘導か運んでくれなければ、難しい。
「どうしますか、リツカ」
「……」
「先輩…」
魔神柱を倒す
これしか考えが思い浮かばなかった。
どっちみち、ここでやらなければクラスのみんなにも、関係ない人達まで襲われる。
なら…やる事は決まってるよね。
「アルトリア、エミヤ、そして…マシュ」
そう呼ぶと三人は、私の考えている事を分かってくれたのか、表情が真剣なものになる。
手が、足が、少し震えていた。
久々のガチ戦闘だし、身体も緊張してるのかな。
私は顔を思いっ切りバシンッと両手で叩いた。
それを見たマシュが先輩！？と驚いていたが、これは私なりの気合の入れ方。
「みんな、あの魔神柱を倒すのを手伝ってくれない？」
とても今更な感じがするが、敢えてこう問おう。
「また私に力を貸して」
ギュッと令呪の宿った右手を左手で握りしめる。
三人…いや、四人で魔神柱を倒すのは難しいかもしれない。
回復役もいないも同然。
だからって、諦めるなんて事はしないけど！
すると、少し嬉しそうに三人共フッと笑みを溢し、その場に膝を付けてしゃがむ。
そして同時に頭を下げた。
「我らは藤丸立香のサーヴァント」
「汝の剣となり」
「汝の盾となります」
「「「指示を、
契約は結ばれた。
思わず顔が緩んだ。
そう、私はマスターだ。
魔神柱なんかみんなと何体も倒して来た。
これぐらいで弱音は吐かない。
みんなとなら、何だって出来る。
何も、怖くない！
「ありがとう、三人共。さぁて！久しぶりに暴れますか！」
目指すは魔神柱の殲滅。
魔神柱は小さいのが一体、大きいのが一体の計二体。
とりあえず、他の子達の避難が優先だね。
「マシュは他の人達の避難誘導を、アルトリアは接近戦で時間稼ぎ、エミヤは後方援護を」
「「「了解！」」」
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爆走する点P(プロフ) - 最ッ高です...！ (1月29日 1時) (
レス) @page43 id: 4d9e29c5d6 (このIDを非表示/違反報告)
りんご飴(プロフ) - 好きすぎる！(๑ ˊ͈ ᐞ ˋ͈ )ƅ̋更新楽しみに待ってます！応援してます！(*^^*) (2022年1月3日 4時) (レス) @page43 id: 0ea8b0dbfd (このIDを非表示/違反報告)
サヒア(プロフ) - 暁さん» 更新が大変遅れてしまって申し訳ないです！！好きだなんてそんな…嬉しいです^ ^ 今後とも応援お願いします！！ (2020年1月1日 16時) (レス) id: f3e12664ea (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - とっても面白くて好きです！！更新楽しみに待ってます！！！！ (2019年10月22日 4時) (レス) id: 8f6d532d35 (このIDを非表示/違反報告)
サヒア(プロフ) - masyu0816さん» 面白いですか！？本当ですか！？超嬉しいです！気紛れ亀更新ですが、応援の程よろしくお願いします！ (2019年9月15日 11時) (レス) id: f3e12664ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サヒア | 作成日時：2018年5月14日 17時
