19.個性把握テスト3 ページ21
2種目は握力。
そのまま燕青と
嘘だろ。
3種目は立ち幅跳び。
これは時間切れでフェイトが解けたので、普通に行った。
結果、2m8cm
まあ、自分にしては中々じゃない？
4種目は反復横跳び。
これも普通にやった。
結果、55回
うん、これも普通。
そして5種目のボール投げが始まった。
今は出久と仲良くしてた…茶髪の可愛い女の子が、∽と言う高記録を叩き出した。
見たところ、個性は触れたものを浮かす、かな？
因みに勝己はさっきやったから免除らしい。
「次、藤丸」
「あ、はい！」
私かぁ〜！
え、どうしよう。『フェイト』使う？まだ1回だけしか使ってないし。
そう言えば、個性なら何してもいいんだよね？
なら……！
「『フェイト』アーチャー、イシュタル」
そう口にすると、再び髪が伸び、頭の両側でリボンで結ばれ、更に後頭部分に黒と金の髪飾りが装着される。
そして現れたイシュタルの宝具の人一人乗せれるほどの巨大な弓。それに私はよいしょっと腰掛ける。
「うわ！今度はでっかい弓だ！」
「何なんだ！？あいつの個性って！」
「凄いですわ…。それにとても綺麗です…」
「久しぶり、イシュタル。早速だけど、今テストのボール投げやってて。借りるね？」
〈はぁ…。そんな事で呼ばないでくれない？全く、あんたって子は〉
「えへへ」
〈ちょっと！私、呆れているんだけどわかってる？〉
「わかってるけど、私イシュタルの声好きだから。どうしてもにやけちゃう。えへへ…」
〈！…もう、しょうがない子なんだから〉
そう言う会話をしながら、私は光の矢の先にボールを刺した。
あとはこのまま空へぶっ飛ばすだけ。
そして私は光の矢を強く引っ張り、放つ準備をする。
「行くよ、イシュタル」
〈いつでもいいわ、立香〉
「じゃ、遠慮…なく！」
それを合図に私は矢を放つ。矢は勢いよく空を飛び、やがて見えなくなる。
…あ、あれ？
よくアニメとかで悪者が吹っ飛ぶ時みたいに、キラーンってなったんですが…。
ちらりと数値を測っていた先生を見ると、結果をこちらに見せてくれた。
そこに記されていたのは∽だった。
「また∽！？2人も∽が出たぞ！！」
「やべえよ！！」
「イシュタル！∽だって！」
〈当たり前よ。私を何だと思っているのよ。これぐらい余裕だわ〉
「さっすがイシュタル！もう〜っ好き！」
〈なっ…。ふ、ふん！と、当然よ！〉
流石イシュタルだ。くそ可愛い。
まさか∽を出すとは。
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セブ推し(プロフ) - サヒアさん» ありがとうございました！ (2018年6月11日 16時) (
レス) id: f4753b0a53 (このIDを非表示/違反報告)
サヒア(プロフ) - セブ推しさん» 藤丸(ふじまる)、立香(りつか)って読みます。説明なくてごめんなさいm(_ _)m (2018年6月10日 23時) (レス) id: c08842489f (このIDを非表示/違反報告)
サヒア(プロフ) - 珈琲さん» 本当ですね、アホですね私。教えて下さりありがとうございます！最高…！？う、嬉しいです！頑張ります！！ (2018年6月10日 23時) (レス) id: c08842489f (このIDを非表示/違反報告)
サヒア(プロフ) - 撫菜兎さん» 完結出来るよう頑張ります！！ (2018年6月10日 23時) (レス) id: c08842489f (このIDを非表示/違反報告)
セブ推し(プロフ) - すみません，質問なんですが主人公の名前はなんと読むのですか？教えて下さい((｡´･ω･)｡´_ _))ﾍﾟｺﾘ (2018年6月10日 17時) (レス) id: f4753b0a53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サヒア | 作成日時：2018年2月16日 23時
