美形男子の足を踏んでしまった。【国見英】

足踏んだ 14 ページ16

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『あれ、意外と近いじゃん』




昨日はスーパーいったから分かんなかったなぁ




「まぁね


んで、朝練くんの？」




『んー暇だから見てみようかな


私マネージャーにならないといけないんでしょ？』



「わかった」



そうやって私達が校門を通ったとき、




「あ！昨日のスーパーで国見ちゃんと一緒にいた子だ！！」



「まじだ」




昨日のチャラ男先輩と岩泉(？)先輩がいた。




嫌な予感しかしないのでスタスタと歩く私と国見。





「待てえええ！」




『あぁぁあ！！あそこにUFOが！！』





「え？」




いや国見お前が引っかかるんでない！！



『国見！！！お前じゃない！！』




しばらく国見が空を見ていたのでまんまとチャラ男先輩達に捕まってしまった。




「なーんで逃げるのかなぁー？」





「いや、こいつが」




『いや、国見が』





「お前ら付き合ってんのか？」




…いやいやいやいや




岩泉(？)先輩何いってんですかそんな訳、





「あーこいつ昨日泊まってったんですけど、いきなり俺にキスしてきてー」




「まじか」



「大森ちゃんって大胆だね！」



うおぉい？




『くにみ？いま何つった？』






靴のかかとで国見のつま先をグリグリと踏む。




「いった…



あーこいつ昨日泊まってったんですけど、いきなりキスしてきましたー(裏声)」





『塩キャラメル没収』





「土下座します」

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