3年A組 Part3 (ページ16)

今日:7 hit、昨日:5 hit、合計:22,732 hit

113 ページ16

柊「お前が起こした障害事件

あれは元々お前が景山を使って金を稼ごうとした事がきっかけなんだよなぁ？」

香帆「どういう事？」

柊「金に困ってたんだよなぁ？

お前の母親は脊髄をやられ、介護生活を余儀無くされた

お前もダンスを辞めて働かなきゃいけなくなった」

光多「何だよそれ…」

甲斐「ごちゃごちゃうっせぇんだよ！」

また殴りかかろうとするが、反対に殴られて倒れこんだ

柊「お前は金に目がくらんで景山を廃墟に連れていった。

桜庭は、それに気付いてお前と景山に気づかれないように後を付いて行った。

なのに何で裏切って桜庭と一緒に彼女達を助けた？」

甲斐「奴等が景山を拐おうとして桜庭が景山を助け始めたからに決まってんだろ！」

殴りかかろうと腕を捕まれ、投げ倒された

柊「あ……っ」

柊は突然顔を歪め、苦しみ出した

甲斐はその隙に攻撃する

机の上に柊の体を押し付けた

そして顔を殴った

何発も何発も

だが、柊にやり返されて押し倒される

柊「お前は本当に何も知らなかったのか？

薄々感ずいていたんじゃないのか？

景山が酷い目に遇う事を！

お前はそれでいいと思ったから引き受けたんじゃないのか！？」

甲斐「……」

柊「けど急に怖気づいて景山をかばった」

甲斐「な訳ねぇだろ！！」

殴りかかる甲斐を避け、話を続けた

柊「ならどうして景山を陥れるような動画を撮らせた？

それを頼んだのは景山を拐おうとした奴等なんだろ？」

甲斐「！！」