兄として会ったあなたに【ryosuke yamada】

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自己紹介がみさきちゃんまで回り終わった



それからも色々な話をしたけど
なんで山田さん…お母さんは旦那さんがいないんだろう…





ふと思って考えていると



それに気づいたのか山田さん(お母さん)の旦那さんがいない理由を教えてくれた









……………









だから、次は私の実のお母さんの話をしなくてはならない








分かってはいるんだけど…









あの光景が脳内によみがえる









「っ……

お父さん、私、お母さんの話できない…」







また泣きそうになってしまって









父「ああ…そうだね…」







おねーちゃん、涼介君、みさきちゃん…

みんなを暗い表情にしてしまった






母「あ、じゃあとりあえず二階に上がってすぐ左の部屋にいていいわよ。

誰も使ってない部屋だから(ニコッ)」



「うん、ありがとうお母さん…」









そう言ってすぐに二階に駆け上がった









「はぁ…

やっぱり、実の母の話は当分できそうにないや…」









そう言って、床に寝っ転がってあの光景を忘れようと目をつぶった

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