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42話。 ページ43

『ただいま〜』


いつものように玄関でそう声をかける。
すると、目の前が急に真っ暗になった。
...目隠し?
手で離そうとすると、人の温もりに触れた。


sm「ん、俺だよ。
気をつけて着いてきて。」

『え?あ、うん。』


今日何か特別な予定あったかな...?
と考えていても分からなかったから、とりあえず手を引かれるまま歩く。


sm「OK?

Aさん、目開けていいよ」


そう声をかけられて目隠しを外されたので、目をゆっくり開く。

そこには、



『...ケーキ?』


「A誕生日おめでとう!」と可愛らしい字で描かれたチョコを見て、今日が誕生日だったと気付く。

それと同時に、子供たちが僕のことを祝ってくれたという嬉しさに気づく。


『み、皆ありがとう...。
そっか、僕今日誕生日か。』

Na「えへへ」


せーの、となかむが声をかけると、子供たちが声を揃えて「お誕生日おめでとう、A(さん)!」
と言ってくれた。

僕はちょっと待っててと声をかけ、急いで着替えを済ます。


『これ、どうしたの?』

Br「きりやんやシャークんの手伝いとかして、お小遣い貯めてみんなで買ったの!」

kn「お兄ちゃん喜んでくれるかなって頑張ったんだよ!」

sm「タイミング良く昨日目標額に達成してさ、帰ってから急いで買ってきた。」

Na「A、嬉しい?」


『...勿論!みんな本当にありがとね!』


ケーキを切り分けて、みんなで食べる。


sh「いや〜、俺らも助かったよね。」

kr「ほんと頑張ってたよ。
...何これうま!!」

『ほんと、美味しいね。』


そんな会話を聞いた子供たちは、とても幸そうな笑顔だった。


食べ終わって、ぶるーくが後片付けをしてくれていた。
その間、僕は皆に話を聞いていた、

それも終わったあと、子供たちが急にいなくなってしまった。


sh「...ん?子供たちは?」

『わ、分かんない...。
これで解散?ってことかな』

kr「まーもうちょい待ってみたら?」


そうきりやんに言われたので、親友たちと話していた。
そしたら、10分後に皆が帰ってきた。


『あ、皆』

Na「A、いつもありがとう!」


すると、なかむが後ろに隠していた手から立派な花束が。


『...ぇ?』

Br「いつもありがと!」

kn「ありがと」

sm「ありがとう」

『...っ』


感動してしまって、言葉が出ない。
花の匂いが鼻をくすぐる。


『...あり、がと』



こんな生活がずっと続けばいいのにな。

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aru。(プロフ) - ソウル・ハートさん» 神作だなんて、自分には勿体ない言葉…でもとても嬉しいです!ありがとうございます! (2023年4月6日 8時) (レス) id: 59b356ef29 (このIDを非表示/違反報告)
ソウル・ハート - 頑張ってください! (2023年4月5日 17時) (レス) id: de10e37100 (このIDを非表示/違反報告)
ソウル・ハート - いわゆる神作ですね後なんかどう書けばいいのかわかんなくて敬語になっちゃいました。 (2023年4月5日 17時) (レス) id: de10e37100 (このIDを非表示/違反報告)
ソウル・ハート - みんな幸せに慣れてよかったとゆう安心が凄いです。初コメ失礼しました。 (2023年4月5日 17時) (レス) id: de10e37100 (このIDを非表示/違反報告)
aru。(プロフ) - 白緑の花さん» ありがとうございます、書ききれて自分もとても嬉しいです! (2023年3月7日 19時) (レス) id: 59b356ef29 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:aru。 | 作成日時:2023年2月7日 23時

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