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part30−あなたの代わりに− ページ36

メリオダスside


A達を追いかけていくと、ゴルギウスを追いかける前の場所に行き着いた。


少し前を走っていたAは、

ある場所を見つめていたかと思うと、


まるでAをつっていた糸が切れたように、ドサリと膝から崩れ落ちてしまった。



今俺がいる位置からは坂の下だったもんだから、一体何が起こったのかが分からず、
慌てて俺はAのそばに駆け寄った。


‥‥‥‥まさかあの火傷が開いちまったんじゃ‥‥という心配は、Aの隣まで来て打ち消された。



Aは泣いていた。


血まみれになったダナ先生の顔を見てうつむきながら。


一滴、ダナ先生の頬にAの涙がこぼれ落ちる。




‥‥A、お前はダナ先生を守るためにここに来たんだな‥‥



貴女「ダナ先生!しっかり!」

そう言うAの目には涙がたくさん溜まっている。

貴女「‥‥ごめんなさい。ダナ先生のことも知らずに‥‥。」

エリザベスは、同じことを思ったのかAを見つめたあと、視線をダナ先生に戻した。

ダナ先生「‥‥なぜ‥‥君が‥‥謝るんだね‥‥‥‥君たちには‥‥散々悪いことを‥‥したというのに‥‥」

ダナ先生はまだ生きているようで、絶えず荒い呼吸を繰り返している。

‥‥‥‥これは助からないだろ‥‥


貴女「‥‥ダナ先生‥‥私、必ずダナ先生の娘さんを助け出します!例え何があっても!!」

エリザベス「‥‥わ、私も助け出します!」

ダナ先生「‥‥なんと‥‥君たちには悪いことをしたのに‥‥本当に‥‥ありがとう‥‥。娘はセネットという‥‥。よろしく頼んだよ‥‥」


そう言うとAは耐えきれなくなったようで、ハイと一言答えた後、

もう一滴涙を落とした。

そして俺の方を見て目でバステ監獄に行こうと
訴える。

俺は一つ頷くと、Aをおぶった。



そこから俺たちはその場を離れ、バステ監獄の方へ向かっていく。



しばらくすると背中からAのくぐもった
うぅ‥‥という泣き声が聞こえ、俺の服を濡らしていった。


‥‥我慢してたのか‥‥?

‥‥。

「A‥‥お前には人を助けられる力がある。それを無駄にするな?」


貴女「‥‥私のせいだ。」





暫くの静寂があった後、Aは一言ポツリと呟いた。

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ゆら♪ - 先程の続きで、とてもいい小説ですね!頑張ってください!\(・∀・)/ (2018年8月26日 0時) (レス) id: e1ed62eaa4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら♪ - 僕(女の子)もからかい上手の高木さんと七つの大罪好きです!からかい上手の高木さんは高木さんで七つの大罪はメリたんが好きです! (2018年8月26日 0時) (レス) id: e1ed62eaa4 (このIDを非表示/違反報告)
ウォン(プロフ) - 成海聖奈さん» コメントありがとうございますっ!ハニワ良いですよね!私も大好きです!!(*^^*)あかりともちたペアが1番好きです(^^*)あ、でも聖奈ちゃんも好きです笑 (2018年5月17日 19時) (レス) id: e6206fc776 (このIDを非表示/違反報告)
成海聖奈 - HoneyWorks大好きです (2018年5月17日 19時) (レス) id: fc1ed44eb1 (このIDを非表示/違反報告)
ウォン(プロフ) - 加奈子さん» 今、英検、漢検ともに準2級を目指して頑張っています。やはり準2級まで来ると難しいですね苦笑。どうぞ温かく見守ってください。 (2018年3月31日 0時) (レス) id: e6206fc776 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ウォン | 作成日時:2017年12月2日 22時

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