幸せ[煉獄杏寿郎夢主] ページ6
いつの間にか、想うようになりました。
同じ師のもとで学び、研鑽し合い、いつの間にか。
師範が変わっても、互いに研鑽し合って。
いつ死ぬかわからないのなら、想いに蓋をして。
でも、あなたは夜桜を私と見に行った時に一つの簪を取り出して、顔を朱に染めましたね。
「……杏寿郎さん」
「なんだ?」
「私、楽しみです」
私は鬼殺隊を辞め、彼と結婚することになった。
師範はあの調子だけれど、千寿郎くんもいる。
それに、私の花嫁姿を楽しみにしてくれた友達もいる。
「……A」
「はい」
いざとなれば、私はまた刀を握ります。
覚悟はできています。
でも今は、幸せを噛み締めていたい。
ほんの一握りの幸せを。
こんな世界だからこそ。
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曼珠沙華 - 脱ニート 改さん» ありがとうございます! 頑張ります! (2019年8月26日 7時) (レス) id: d17bf84966 (このIDを非表示/違反報告)
脱ニート 改(プロフ) - 黒死牟好きなのでありがたいです、頑張ってください! (2019年8月25日 12時) (レス) id: 7c3587721d (このIDを非表示/違反報告)
曼珠沙華 - 文さん» コメント、ありがとうございます。私も黒死牟が大好きなので……。 応援、ありがとうございますm(__)m (2019年8月18日 12時) (レス) id: d17bf84966 (このIDを非表示/違反報告)
文 - わぁ!黒死牟大好きなので、嬉しいです!これからも応援してますね! (2019年8月18日 5時) (レス) id: 1919d6bd28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:曼珠沙華 | 作成日時:2019年8月18日 2時