弐話 追憶：鬼舞辻無惨という男 ページ3
幸せって何時までも何時までも永久に続くモノだと思ってた
幸せは何時か崩れるって知らなかった
幸せってこんなに儚いものなんて知らなかった
幸せが崩れるとき私だけが何時も残ったり助かったりしてしまう
今回みたいに
私はその日任務に行っていた
朝の内から嫌な予感はしていた
気づけばよかった
任務が終わって帰ったときにはもう、
皆息絶えていた
なんでなんで
お兄ちゃんだけいない
A「お兄ちゃん！」
兄は鬼へと化していた
何で何で
兄がやったのか？
否、兄は普通の人間だ。
日中だって外に出れる
だとしたら鬼に出来る人間
否、鬼は・・・・・・・
ただ一人
A「鬼舞辻無惨・・・・！」
兄「A・・！俺を斬れ！」
A「無理・・出来ない・・！お兄ちゃんを斬るなんて」
兄「斬るんだ！俺が俺であるうちに！」
A「うわぁぁ！鏡の呼吸、捌の型、乱斬・柔」
乱斬で散乱しないように、出来る限り柔らかく斬った
兄は最期
兄「有り難う」
と笑って、消えていった
翌日、鎹鴉が知らせてくれたのか、耀哉様がいらしてくれた
A「(ペコリ」
耀哉「久しぶりだね、A。喋らないのには、理由があるみたいだね」
A「『ご無礼、申し訳御座いません。今は、これからもですけど、余り人と話したくなくて』」
耀哉「分ったよ、でも必要最低限はね」
A「・・・御意・・・・」
耀哉「今日は、もうひとつ話しがあってね」
A「？」
耀哉「柱になってくれないかい？勿論鏡柱として」
A「『お引き受け致します。唯、私は他の呼吸を使いますよ。勿論、型の所為ですが』」
耀哉「他にもあるだろう」
A「『誰から聞いたんですか？』」
耀哉「優也だよ」
A「『お兄ちゃん・・』」
耀哉「何時使うかも聞いてるから、自分が此処だと思ったときに使いなさい」
A「『御意』」
耀哉「明日柱合会議があるから、Aも来るようにね」
A「御意」
追憶：鬼舞辻無惨という男編終了
next→追憶：柱合会議
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 187人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月夜(プロフ) - 結城@ハスター教信者さん» 楽しんできました！(*´ω｀*) (2019年12月27日 19時) (
レス) id: 37695344cf (このIDを非表示/違反報告)
結城@ハスター教信者(プロフ) - 修学旅行楽しんで来てください!(っ’ω’c)ﾜｱ (2019年12月3日 18時) (レス) id: f70674c364 (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - 氷雨さん» 参話の所の柱の皆さんの話が今の柱と違う可能性が高いので（5年前の話なので）多分居たであろうカナエさんと悲鳴嶼さんのみ名前を書かせていただいかました。申し訳ございません (2019年11月17日 12時) (レス) id: 2b00f3babb (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - 氷雨さん» いえいえ、私の書き方も悪かったので。後ほど、修正致します (2019年11月17日 12時) (レス) id: 2b00f3babb (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - 晃さん» あ、理解しました。作者さんの書き方だと書き方が分からなかったからその四人のことをモブにしたというものかと思ってしまって…失礼致しました (2019年11月17日 10時) (レス) id: 741c3971d0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：月夜 | 作成日時：2019年8月14日 12時
