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呪いの子5 ページ7

憂「禪院さんも、千希羅さんも、怖くないの?」

真「苗字で呼ぶな」

憂「ごっごめん。でも、滅茶苦茶出そうだよ……。いや、もう出てるけど」

ビクビクしながら真希と蒼唯の後ろを付いてくる憂太

『(“帳”が下りているのに呪いの数が少ない……。いや、いるのに襲ってこない。憂太がいるからかな……?)』

すると、真希も同じ考えだったのか憂太に話し掛け始めた

真「おい」

憂「はい!??」

真「オマエ、何級だよ」

憂「え?英検?」

『呪術師には四〜一の階級があるんだよ』

憂「でも、僕呪術高専来たばっかだし、そんなんないんじゃ」

真「あーもういい。学生証見せろ。バカ目隠しから貰ったろ」

憂「バカ目隠し……。はい、どうぞ」

憂太が差し出した学生証を真希が奪い取った

二人でそれを覗き込む

真「ま、前歴無しで入学なら、四級……って!?」

『特級……?!』

真「蒼唯でさえ、一級なのに……」

驚きのあまり絶句する

特級は一級の更に上

冗談でしか聞かないようなレベルだ

憂「───!───!禪院さん‼千希羅さん‼」

憂太の叫び声でハッと我に変える

後ろを振り返ると、どうやって校内に入ったのか聞きたくなる程巨大な呪霊がいた

『真希‼』

私が叫ぶと同時に、呪霊によって校舎が破壊された

真「クソッ‼無駄にでけぇな‼」

真希が放り投げられた先の空中で呪具を構える

呪霊が大きく口を開いた

呪霊の喉にあたる部分に無数の鋭い牙がついている

真「げ‼」

『真希‼憂太‼』

二人が呪霊に呑み込まれていった

《ごちごちごちごちごちそぉさまぁあああん》

何がごちそうさま、だ‼

どうする……⁉

私の呪言じゃ、中にいる二人まで殺っちまう……

ギリッと歯軋りをしたおかげで咥えていた飴が砕けた

私は運良く校舎に残れたが、真希は呪具を落としちまっている

しかも─────

チラッと廊下に目をやると、沢山の呪霊が此方に向かってくるのが見えた

憂太の後ろ楯である里香がいなくなったおかげで呪いがわんさかと出てきやがる

蒼唯は全ての呪霊を視野に入れると右目の包帯を外した

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・ー・ - とっても面白かったです!早速続編も見てきますね!!(((((((((((っ・ω・)っ ブーン (9月20日 12時) (レス) id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
タムタム - 琥珀さん» なんでオチをアンタが決められると思ってんの?w (2023年1月6日 15時) (レス) @page26 id: 957a1dccfb (このIDを非表示/違反報告)
タムタム - ミゲル、インドじゃなくてアフリカ (2023年1月6日 15時) (レス) @page26 id: 957a1dccfb (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 葵さん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願いいたします。続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月18日 13時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
- 21344さん» コメントありがとうございます!不定期更新ですが、これからもよろしくお願いいたします! (2021年1月10日 9時) (レス) id: 1d63efc7c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年11月16日 11時

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